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アピラー爆誕の記憶



ぶっちゃけ
アピラーですねん。私。


アピラーってなんやねん?とお思いかな?

自己アピールを
本能的に
意識無意識関わらず
多めにやるタイプね。

他人から
「認められたい欲」
過剰にあるっちゅうんかな。

を、勝手にアピラーって呼んでる。
もしかしたら
普通にみんな呼んでるのかな?


自己アピール癖は
なんでか?みたいなことも
ちらりと
書いてますので
よろしければ。
(おう!これもアピール?
 ここに書くこと自体
 アピールそのもので
 キリがないのでムシしよう。
 つうか
 PRとアピールの違いも研究せなあきません)



さかのぼって
あれ?
これ私
アピールしてる?と自覚した
一番古い記憶について。


5歳。
なんと50年近く前やで、ほんまに・・。


父親は教職についていたが
ご近所のお子さんたちの宿題を見たりする
小〜〜〜い塾?みたいなんを
ボランティア的に
やっていた。
多分
親御さんたちに頼まれてたんやと思う。

(教員の副職は アカンのやろうけど
 なにぶん ボランティア的な感じで
 50年前のことですし ご了承くだせい!)


週一で
大きいお姉さんやらお兄さんやら
5〜6人ほど。
家に集まって勉強してはった。


その「塾」の間
(その集まりを うちではシンプルに「塾」と呼んでた)
私は
その大きいお姉さんたちに
かまってもらうのが嬉しくて
その部屋に
用もないのに うろついていた。

大きいお姉さんたちは
兄、姉よりもっと上で
「大人のお姉さん」に可愛がってもらうのが
なんとも心地よかったのだろう。



その塾のある日。

いつものように
お姉さんたちの勉強してる部屋に入る。

みんな一生懸命。

ふと
本棚を見る。


そや。この本。

それは
アルファベットを子供に教える絵本。


おもむろにその本を取り出し

床に
座って足を前方に投げ出す。

その座ったポーズは
こないだ読んだ
「ロッタちゃんのひっこし」の
ロッタちゃんポーズ。

ロッタちゃんの座り方を真似ることで
「あどけなさ」を醸し出す。


そして
アルファベッドの本を
両手で目の高さに掲げて


「えぃ〜 びぃ〜 しぃ〜 でぃ〜」


大きな声で読み上げ出した。


この時の私の心持ち。


「しめしめ・・・。

 きっとおねいさんたち
 「えりちゃんて、なんと無邪気な・・。
  可愛らしいわねぇ。 
  え?英語も読めるの〜〜!
  なんてカシコイの〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
 て
 思うに違いない。。。。。
 キヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・」


別に
お姉さんたちに
「賢いねぇ。飴ちゃんでもあげよか?」
的な。

アメ目当て
ご褒美目当てでは全くない。


5歳にして
「あどけなさ」
「無邪気さ」
「可愛らしさ」
「かしこさ」を
ただ単に
全力でアピールすることのみが目的。


そして
アピールしてる自分に気づく「自分」がいた。


なんつうかさぁ・・・。
全然「無邪気」やないよねぇ。



むしろ 
邪気しかねぇ〜〜〜〜〜wwww




こちらが
アピラー爆誕の記憶である。


それが
なんやっちゅう話やが。

鮮明に覚えている
古い記憶の一つである。



「えぃ〜びぃ〜しぃ〜」

得意の絶頂でアルファベッドを読み上げる私。


父親から
「うるさい。
 みんなが集中できんやろ!?」

怒られ 
退室を余儀なくされたのは
いうまでもない。


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#記憶
#無邪気
#アピール
#ロッタちゃんのひっこし
#リンドグレーン


写真は
お手本にした😆ロッタちゃん。


「ロッタちゃんのひっこし」などの
リンドグレーンさんの作品。

ピッピとか
エーミールとか
大好きで 

大人になってから
買い直して
大事に持ってます。





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