木津山應現寺

真宗大谷派木津山應現寺。 慶長二年開基。 石川県かほく市の海沿いにある小さなお寺です。

木津山應現寺

真宗大谷派木津山應現寺。 慶長二年開基。 石川県かほく市の海沿いにある小さなお寺です。

マガジン

  • 應現寺東京支坊(長男日記)

    東京で会社員をしながら新しいお寺のかたちを模索しています。

  • 應現寺坊守日記

    27歳、16歳、10歳、3人の息子がいるアラフィフ母さん。小学校で学校コーディネーターをしています。お寺と学校でのたくさんの皆さんとの出会いを楽しみにしています。

  • 應現寺本堂改修工事2019〜2020

    工事開始から落慶までの記録を公開します。

  • 應現寺メダカ日記

最近の記事

月日たち

最後の投稿から3年以上経ってしまいました。 東京支坊となっているこのnoteですが、この3年の間に石川県出身の方とご縁があって東京で結婚し、2020年に二人で決めて石川県に帰ってきました。まだまだ会社員を続けていますが、少しずつお寺のことも勉強しています。 このnoteを作ったときはまだコロナ前でした。思い返せばこの3年で身の回りのいろんなことが変わっていったと思います。超個人的なことで、3年前の自分と今の自分で変わったことを思いつくまま挙げてみるとこんな感じ ・3年前は

    • 子どもたちへのメッセージ

       新型コロナの影響で、学校には子どもたちの賑やかな声が聞こえてきません。でも、4月になれば通常とはいかなくても子どもたちが学校に戻ってきます。今から先生方も準備に余念がありません。今日は新入生と進級生に向けて思いを込めて詩を選び、掲示しました。 ちなみに、卒業式には↓こちらを掲示。 子どもたちに伝わるといいなぁ…。

        • お寺で お箏体験会

           今 近くの小学校では、校舎の改修工事をしていて、子どもたちは仮校舎に居ます。1学年50人に満たない小さな学校でも全員正座をしてお箏の体験をする教室がないんです。  そこで、本堂で開催する事にしました。    講師は正派邦楽会大師範、川守雅楽伎さんです。お着物で奏でる「春のうみ」は本当に素敵でした。 お箏の爪は今では入手困難な象牙でできていて大切にしている事、日本人としての誇りを海外での演奏活動を通して感じた事など、伝統楽器の体験だけではない貴重なお話をうかがいました。

        マガジン

        • 應現寺東京支坊(長男日記)
          3本
        • 應現寺坊守日記
          4本
        • 應現寺本堂改修工事2019〜2020
          1本
        • 應現寺メダカ日記
          0本

        記事

          新しいお寺で、新しい除夜の鐘を

          ジムに通い始めて2か月が経ちました。効果のほどはどうなんでしょう。おなか周りがすっきりしたといえばしたし、していないといえばしていないです。プラシーボでも効果は効果なので、自分に都合よく解釈しようと思います。 今年の東京生活は今日で終わりです。明日(日付が明けているので厳密には今日)、かほく市の実家に帰ります。 実家は屋根瓦も変わり、前庭も大きく変わっていることでしょう。 生まれ育った実家の風景が変わることに寂しさも覚えますが、むしろ新しく生まれ変わる空間をどう門徒さん

          新しいお寺で、新しい除夜の鐘を

          秋の幸

          会社の先輩夫婦より、柿をいただきました。 そのまま食べようかと思いましたが、ひと手間加えて、お肉用の柿ソースを作成。 柿の甘さと生姜のピリッとした味がお肉によく合い、ご飯がすすみます。 (お腹が空いていたので、お肉に乗せた写真は撮らず平らげました🙄)

          自分という木の育て方

          金曜日のこと。 恵比寿駅近くの客先から直帰だったので、少し足を伸ばして代官山T-siteへ行ってまいりました。 ※T-siteとは、蔦屋書店(TSUTAYA)を中心とするカルチャーをむんむんに感じながら珈琲・食事楽しめてしまうオシャレスポット 普段は土日に行くことが多く、子どもから大人、中には旅行者の方まで幅広い利用客を見かけるのですが、金曜の夜は仕事を終えた人々が思い思いの時間を過ごしてる様子で、まったりとした時間が流れれいました。 うろうろと本棚を眺めているなか

          自分という木の育て方

          銀木犀

          ほのかに甘い香りが境内に漂っています。本当に微かなキンモクセイのような香りです。 境内の改装工事中で花も木も少なくなっているのに…と、よく見ると玄関の前の木に白い花がたくさん咲いています。30年近く植えていますが、初めて発見しました。そういえば 数年前も甘い香りがした事があったなぁ。人知れず咲いていたのかも。

          一句

          「墨衣(すみごろも)父子(おやこ)読経の報恩講」 今朝、七日参りにお伺いしたご門徒さんから頂戴しました。 当寺報恩講のお勤めに遇った時のことを詠んだ一句です。 先日、長年連れ添った旦那さんを亡くされ 独り暮らしとなられました。 息子さんは遠い北海道で生活されています。 色々な思いのこもった短冊を、 さっそく玄関に飾らせていただきました。

          報恩講

          10月18日〜20日 読経 ご法話 今年度は御本堂大屋根及び外塀修復工事の為、 ご門徒の皆様と自坊での簡略化したご法要。 19日は、ご法話の後に「笑いヨガ」を皆さんと一緒に体験しました。 作り笑いでも、本当の笑いでも、人間の脳は区別がつかないから無理やりでも声を出して笑えば、ドーパミンのおかげで幸せホルモンが出るそうです。 ご参加されていた皆さんは本物の笑いが得意な方がたくさん。楽しそうな笑い声が本堂の中に響いていました。 20日、最終日は東京から帰省してきた長男(27)