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#6 Tamron 28-200mmと単焦点比較検証① 明るくない室内での比較【写真練習】

はい、というわけで、先輩への説明を兼ねていろいろ写真を見返してみていたら、
「カメラ始めたてはTamron28-200を購入していいのか悩んでたし、それを後押しするような記事を読んで勇気をもらって購入したな。暗いとか解像感がちょっと…、みたいに言ってるyoutuberもいて悩んだなぁ」

と思い、カメラ始めたての人(特にSony)が便利ズームを購入する背中を押せるような記事を書いておこうと思います。

屋外の明るい状況で写真を撮る場合は以前の記事で作例を出したように全然問題ないんじゃないか、と僕は思います。
問題はF値が強制的に上がってしまうとつらく感じる屋内での撮影。

特に、始めたては屋外で意気込んで撮影というよりは、家の中で家族の写真、友達の家のホームパーティー、結婚式とか、で撮影することが多いのではないかと思います。
そこでTamron28-200は十分に満足する写真を作ってくれるのかというのを検証していこうと思います。

最初に結論ですが、レタッチをしっかりして、ノイズリダクションをすれば全然問題ないと僕は思います。

比較対象は
①Sony 55mmf1.8 新品で10万円ほど
②Sigma 85mmf1.4DGDN 新品で12万ほど

もう一つ記事を出すつもりですが、そちらでは
Sony 24mmf1.4GM 新品で20万ほど
とも比較しています。

今回はたまたま同じような条件で撮影した3つの写真があったのでそれを参考にしてもらえればと思います。

まずは① 55mmのレンズ

55mm f 2.2 SS 1/250 ISO 10000 露出補正なし
55mm f 2.2 SS 1/250 ISO 10000 露出補正なし 現像後

前にのびてる足を前ボケにして撮ってます。
キレイに毛先などが映っていると思います。

次は②85mm

85mm f1.4 SS1/250 ISO 4000 露出補正なし
85mm f1.4 SS1/250 ISO 4000 露出補正なし 現像後

さすがの描写力を現像前から感じます。

次はタムロン28-200mm あえて一番暗い200mmで撮影してみました。

200mm f5.6 SS 1/320 ISO 10000 露出補正なし

かなり暗い写真になっているのはお分かりだと思います。
これを現像すると、

色や光の調整のみ

レタッチだけで、ここまで明るくはなります。しかし、まだノイズがしっかり残っていて、そこが気になります。
ここからLightroomのAIノイズリダクションをかけると

現像後

ここまできれいになります。

どうでしょうか?
感覚は人それぞれだと思いますが、猫の毛の質感などは十分に表現できていて、スマホでみるだけならあまり違いがないとは思いませんか?

以前もかきましたが、AIノイズリダクションが凄すぎて、もうISOのノイズとかほぼ関係ない状態にまでなっているといっても過言ではないのではないでしょうか?

もちろん、撮影時の写真はとても暗いので、「現像で何とかなるかはやってみなきゃわからない」、という不安を抱えての撮影になってはしまいますが…
絶対に写真は編集しない。編集したってほんのちょっと色をいじるだけだ。基本的には撮って出しだけで勝負するんだ!みたいな人にはお勧めはできませんね。

だけど、逆に言えば、現像(レタッチ)がほぼ強制されるので、とても良い練習になるし、本当に最初の1本にはちょうどいいレンズだと思います。

今回の作例だといまいちわからないという方のために、ほとんど同じ構図でさらにわかりやすく比較したものを撮影しますので、また次回それを公開させていただこうと思います!
参考になれば幸いです。

ではまた!

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