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「音楽に関するサービス」「SaaSの選定運用の課題について」| 2019/9/30~2019/10/6の気になったことまとめ

前週に気になったニュースや広告、ツイートのまとめ。

音楽に関するサービス

長い間、音楽を趣味として続けながら、仕事でベンチャー界隈に身を置いていると音楽に関するサービスを作りたいと思うことは多々ある。

特にミュージシャンの課題解決視点で、
・スタジオの空き確認 / 予約サービス
・スケジュールの調整サービス
・ライブハウス / ホール 比較サービス
など、考えたことがある人はたくさんいると思う。

ただ、ミュージシャンもスタジオもライブハウスも、基本的にお金がないのでどこからもお金が取れないイメージが強く、ビジネスとして成立するイメージがなく、アイディアでしかなく実行には移せていない。

唯一、スケジュールの調整サービスについては、ミュージシャンに特化する必要がないので、マネタイズをしっかりと考えて動かしてみてもよいかもしれない。

スケジュール調整に関しては、課題が多く、全員が参加できなくても良いが、絶対に必要な人を考慮して調整しないといけないケースがある。

僕の音楽活動の中心であるビッグバンドでは
・コンマス(バンマス)は参加できるようにする
・ドラムとベースは必ず参加できるようにする
・各セクションのリードラインは可能な限り参加してほしい
といったことを考慮して調整をしたい。

また、仕事の打ち合わせの調整においても
・カウンターパートのAさんは必ず参加する必要がある
・契約更新のため、上長の Bさんにも参加してほしい
・運用担当のCさんは予定があえば参加してほしい
といったことを考慮して調整をしたいケースがある。

歓送迎会や誕生日会といった場合にも
・主賓の人は必ず参加する必要がある
といった条件が入ってくる。

こういった条件を考慮して良い日程を提案してくれるスケジュール管理サービスというのは現在おそらく存在していないため、快適なUI・UXを提供できれば多くの人に使ってもらえるのではないかと考えている。

さらに、可否を入力するのがめんどくさい行動である以上、入力の手間を減らすためにGoogleカレンダーとの連携は必須だし、候補日程の作成自体も面倒な作業のため、繰り返し動作について簡単にできるようにしておく必要がある。

1年ぐらい前にそんな妄想をしていたことを無駄に吐き出してみた。

本題の「Freaks」というチケット見逃し防止アプリについて、ツイートにも書いている通り、需要があれば非常に面白いサービスだと思う。

ジャニーズ系だったり、ビジュアル系だったりと熱狂的なファンが多い場合は、チケットの見逃しなんて存在しないというか、そういった情報をウォッチすること自体を趣味の一環として楽しんでいる人が多いのではと思う。

一方で、インディーズ界隈であったり、そこまで有名でないバンドの場合は、複数のバンドの情報を横断的にみながら、予定があえば行くといった楽しみ方をしている人たちがいると考えられる。

その層がどれぐらいいるのかイメージできないため、どれぐらいスケールするビジネスになるのかは不明だが、バンドにとってはより多くの人達にライブを見てもらえる可能性があがるというか、ユーザーは音源をなんとなく聞いていたところからライブに足を運ぶ楽しみ方ができるようになるというか、音楽業界を盛り上げるポテンシャルのあるサービスだと思う。

今後もサービスの同行を注目したい。

SaaSの選定と運用の課題

SaaSを導入しても社内運用が定着しないという課題は、非常によくある話でこれから改めて課題認識され、見直しが進む話だと思う。

SaaSは、自社専用のソフトウェアの開発したり各端末にインストールすることなく、インターネットを経由して提供されるサービスで、業務における何ら化の課題を解決するための手段として導入される。

もともとパッケージソフトを提供していた会社も、提供方法を切り替えてSaaSとして提供するケースも増えている。

ただし、自社向けにスクラッチで開発をする場合には、要件の定義を行い自社の業務プロセスに合わせた形にできる一方で、パッケージソフトやSaaSではできること / できないことを見極めて選定を行わないと、本来解決したかった課題が解決できなかったり、運用できないケースがある。

さまざまなSaaSが提供されていて、マーケティング活動の成果もあり、結果として多くの企業がさまざまな課題解決の手段としてSaaSを検討するという流れが起きている。

いろいろな課題解決ができる、コスト削減、売上げアップといったメッセージに興味を持って担当者はSaaSの問い合わせをするが、実は課題が明確になっていなかったり、それらのサービスが何を解決するものかを理解しきれていないというケースがほとんどで、そこはSaaSツールの営業担当者がしっかりとヒアリングをしてマッチするかどうかをすり合わせる必要がある。

営業目標がある中で、営業担当者が無理やり契約を進めたり、本来自社のサービスで解決できないことを理解せずに販売してしまうケースが残念なことに多く、ミスマッチが起きてしまっている現状がある。

また、契約開始までは手厚く回答する一方で、運用を開始してからはサポートが非常に手薄になるサービスなどもある。

本来、何らかの課題解決のためにSaaSを提供しているはずなので、営業段階で課題の整理は必須で、導入のサポートはもちろん、運用に乗るようにサポートをすることも必要になってくる。

サポートに工数がかかるのは当然のことなので、サポートをするために料金を高く設定したり、サポートのためのプランを提供するSaaS企業も増えている。ツール+サポートでクライアントの課題解決を行うという当然のことをするために、カスタマーサクセスが注目を集めている。

SaaSは、何らかの課題解決を行うための手段で、より良い企業活動ができるように支援するもので非常に良いものなので、変な売り方をする会社は、早く淘汰されるべきだと考えているし、自分自身それを実現できるように意識しながら仕事をしている。

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