荻久保健一

子会社代表や人材系のベンチャーで執行役員CMOを経て、現在はITの総合商社で取締役とし…

荻久保健一

子会社代表や人材系のベンチャーで執行役員CMOを経て、現在はITの総合商社で取締役として人事本部とマーケティング本部、クリエイティブ本部を管轄させていただきながら、新規事業の立ち上げなど色々とやらせていただいています。 同時に人材関連の子会社代表も兼務してます。

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【Googleがたどり着いた答え】学歴ではない本当に成果を出す人の特徴

出身大学は関係ない。採用で本当に大切にすべきこと 僕自身、日々採用に携わり様々な方々と関わる事で色々と思う事があるのですが、そんな中、今回はgoogleのとても興味深い記事があったのでまとめてみました。 当初、Googleの人事は「名門大学出身じゃないと人材のレベルが低いかもしれない」と心配をしていました。 でも、実際に採用したら、十分にパフォーマンスを発揮してくれた。何年も試行錯誤を続けて「結局、何がパフォーマンスに繋がるのか?」を社内で研究しました。 ──実際に、

    • 採用面接では「面接官の認知バイアス」をどれだけなくせるかが重要

      面接は、古くから日本でおこなわれてきた採用方法の王道中の王道です。 日本のみならず、世界的に見ても「インタビュー」という名で、応募者が募集企業の採用担当者と直接話すことで採用の可否を検討するという方法はポピュラーです。 直接顔を合わせて話をすることで、相手の「人となり」を知ることができると言われる面接ですが、いざ採用してみると「えっ!? こんな人だったの!?」とか「もっとできると思ったのに」とか、そんなギャップを感じることが多々あります。 その原因のひとつに、面接官の「

      • 【企業戦士必読!】起業の天才!〜 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男〜

        この本は、いまや時価総額8兆円を超える日本を代表する大企業リクルートホールディングスを作った創業者、江副浩正さんの経営者としての一生を綴ったノンフィクション物語。 一言でいうとめちゃくちゃ面白かったです。 そして心を揺さぶられるような一冊でした。 ただそれと同時に読み終わった後のなんとも言えない後味の悪さと、何か切ない気持ちにもなりました。。。 この本の主人公江副さんは、とにかく時代の先を読む先見性に長けていて、その結果、今日の当たり前をいくつも作り今日まで続く日本を

        • 人事のDX=HRDXに活用できる最新技術を用語解説的にまとめてみました

          最近毎日のように聞くDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉。 世の中のDX化の波はすさまじく、その波はHR業界も例外ではありません。 そんな訳で今回はDX推進企業の現役人事として、人事におけるHRDXについて簡単に用語解説的にまとめてみました。 そもそもDX(デジタルトランスフォーメーション)とは? そもそもですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「デジタル技術の進化により、人々の生活をより豊かにしていくこと」を指します。 似たような言葉と

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          これからの人事に求められる役割について

          現在世の中的には多くの企業が採用を縮小、もしくはストップしている状況ですが、そういった中でも本当の優秀人材はいつだって争奪戦であることから、採用活動や人材マネジメントの難易度は常に上がり続けていると思います。 しかし、当たり前ですが、そのまま今までと同じような施策を続けても、今後長い目でみれば人手が減り続けることを考えると、大きな成果を得るのは難しいでしょう。 結論から言えば、人事部の役割は時代にあわせて変化させていくべきであり、変化に対応できない人事は今後機能しなくなっ

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          これからは人事も戦略的でないといけないという話。

          どうも荻久保です。 今回はこれからの人事に必要な要素として戦略人事について考えてみました。 どんな企業であれ大なり小なり経営目標は掲げているでしょうが、企業は目標に向けてどのような施策を実施しているでしょうか? 結論から言えば、「人事の角度から経営戦略を打ち出してみる」ことで、企業の経営目標達成の可能性が高まるかもしれません。 そのために大切なのが、「戦略人事」というキーワード。 そもそも戦略人事とは? 戦略人事とは、「企業の経営戦略に則って人材の管理やオペレーショ

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          従業員体験(Employee Experience )を本気で考える時代が来ている話

          職種によって違いこそあるでしょうが、基本的に企業において従業員はとても重要な存在であり、人次第で会社の存続が決まるといっても過言ではないと思います。 しかしこれからの時代は、少子高齢化により働き手が減少しているにも関わらず、働き方はどんどん多様化している時代です。 つまりは、従業員に満足してもらうための施策を打ち出さなければ、優秀な人材を集めることが難しくなっていくことは必須です。 そんなこれからの時代に本気で考えていかなくてはいけないのがEmployee Experi

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          【人事向け】採用戦略の成功事例5選をマーケター目線でまとめてみました

          企業の成長に人材は欠かせないもの。 一般的に企業を経営していくうえで必要な経営資源は 「人・物・金」 と言われています。最近ではこれに「情報」が加わり4大経営資源とも言われています。 日本がイケイケだったバブル全盛の1980年台の日本の時価総額ランキングでは、日本興業銀行や住友銀行、富士銀行などほとんどが銀行などの金融系が占めていました。つまり「金」の時代ですね。 1989年の日本の時価総額ランキング 1位  NTT      21兆円   通信 2位  日本興業銀

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          最近注目の採用CX(Candidate Experience)を深堀してみました。

          どうも荻久保です! 「優秀な候補者に内定を出したけれど、他の会社を選ばれてしまった」「そもそも母集団形成が上手くいかない」 このように、自社の「採用力」に関して悩みを抱えている経営者や人事は多いと思います。僕も同じです。 様々な背景から安定して優秀な人材を確保するのが難しくなっている昨今、採用に関しても、明確に戦略を立てていくことが重要です。 今回は、最近益々注目されてきている企業の採用力を向上するために重要な「採用CX(Candidate Experience)」に

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          今後の企業に欠かせない「採用ブランディング」とは?実践方法と成功事例をまとめてみました

          四連休初日はあいにくの雨からスタート。自然に外出の腰も重くなり自粛モードになりがちです。 そんな自粛モードの中、私も常々研究しているこれからの企業に益々重要になっていく採用ブランディングについてまとめてみたいと思います。 優秀な人材確保が困難な昨今、企業が継続的に優秀な働き手を確保していくためには、サービスや製品だけでなく、「採用活動」もしっかりとブランディングしていく必要があります。 そもそも「採用ブランディング」とは? 採用ブランディングとは、「企業の採用活動に際

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          今、マーケティング担当が読むべきおすすめnote10選まとめ

          マーケティングは日々進化していくものであり、常に最新情報をキャッチアップしていかないと、マーケターとしていつでも最高の仕事をし続けるのは難しいと思います。 今回はそんなマーケターのバイブルになるような、マーケティング担当におすすめnoteをまとめてみましたので、ぜひ情報収集に役立ててもらえると嬉しいです。 マーケティング担当におすすめのnote10選 今回は、以下2つの基準でマーケティング担当におすすめのnoteを10個選出してみました。 ① マーケターとしての土台作

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          「その業務、有名企業の〇〇さんにまるっとお任せ!?」外部のプロ人材への業務委託の間違い

          最近は時代の流れからも必然的に副業、複業人材の紹介サービスが多くなってきました。しかし日々サービスは増えても、実際は需要と供給のバランスは全くとれていないのが実情です。 つまり副業をしたい人はたくさんいるが、その副業者に依頼したいという企業の数はまだまだ圧倒的に少ないという現状です。 最近ではコロナ禍によって、追い打ちをかけるように予算削減によって業務委託人材の見直しが入っている事もあり、一旦副業人材活用は少し停滞している印象があります。 そうなりますと、副業人材などの

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          これからの副業制度「グループ内副業」について考える

          前回の記事では、グループ会社間で副業を活用し社員をシェアリングする可能性(グループ社員シェアリング)を書きました。 今回はこの仕組みを進める為に必要な要素をまとめてみたいと思います。 社内、グループ内副業の為のプラットフォーム「グループ社員シェアリング」に必要な5つの機能 1. 目標管理制度との連携 2. プロジェクト閲覧、検索、応募機能 3. 個人プロフィール掲載とスカウト機能 4. 社内SNS機能 5. 労務管理機能 1. 目標管理制度との連携 先日公開した下記

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          グループ会社内で社員をシェアリングする可能性、企業が取り組む副業解禁への道

          実はこんなにある、副業、複業解禁企業 毎日すごい湿気ですが、今年の夏はマスクを着用しているので、熱中症を発症する人が増える懸念もあり、なかなか厳しい夏を迎えることになりそうですね。 コロナの重症化で搬送される方より、熱中症の方が圧倒的に多いでしょう。くれぐれも無理はしないように、余裕を持っての行動が大事ですね。(しかしマスクニキビがつらい。。。) さて、リモートワークへの取り組みが加速する中で、副業、複業を解禁する企業も日々増えています。 働き方改革!複業・副業を解禁

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          ハイスキルな外部人材活用が失敗するケースとは?

          先日地下鉄に乗ったところ、朝の7時台の時間帯でしたが、緊急事態宣言の前の時期よりむしろ混んでいました。 恐らく満員電車はなんとしてでも避けたいので、1時間早く家をでる、1時間遅くするなどして時差通勤をする方が増えているのでしょう。 ラッシュが分散されるのは良い事ですが、結果どの時間帯もある程度混んでいるというのも、なかなか思うところはありますね。。。 さて、少しずつ、社会活動が再開し、止まっていたプロジェクトの再開により、人の採用を検討する企業様も出てきました。 しか

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          さよなら相対評価、テレワーク時代の人事評価について

          今回の緊急事態宣言によって急激に新しい働き方が進みました。 それによって恐る恐るテレワークを導入してみたが、結果的にうまく回り始め今後も継続していくことを決めた企業や、コロナ禍の影響からの売上低迷によって、費用削減の為にオフィスを縮小させ、なかば強引にテレワークを継続を選択した企業もあると思います。 テレワーク定着への課題 概ね、やってみたら個人としてはデメリットよりメリットの方が多く感じるテレワークですが、今後企業戦略の一貫として定着化を図るには、以下の点について企業

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