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海外アートニュース(2022年12月1日−15日)・アートフェア&オークションスケジュール

ドイツ出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターが、90歳を機に所属ギャラリーを変更し、37年間所属したNYのマリアン・グッドマン・ギャラリーから、メガギャラリーのデイヴィッド・ツヴィルナーに移籍することが明らかになった-artnet


世界中に9つのスペースを持つ メガギャラリー、ペース・ギャラリーが、2年ぶり2回目の経営陣の入れ替えを行った。長年ペースで勤務しているサマンテ・ルーベル氏が社長に就任し、同社を率いることになった-artnews


アート界の大御所ペース・ギャラリーとニューヨーク市最大の不動産会社の一つであるCBREとの間で5年近くにわたって続いていた訴訟でCBREの仲介業者に対して630万ドル(約8億5,000万円)の損害賠償を支払う事で決着がついた-artnews


アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ2022のベスト作品10選を紹介。 出展者数、来場者数ともにパンデミック前の規模に戻った今回のフェアは、火曜日にVIP向けに開かれ、例年以上に賑やかなフィナーレを迎えた-artnews


ドイツのシェリング財団が、12月2日のオークションと来年2月の2回に分けて、ベルリンのオークションハウス「グリーゼバッハ」で、新規アートプロジェクトの資金調達のためにリキテンスタイン、クリストなど1960-70年代のコレクションの一部を売却する予定-artnet


2022年版Artnetのイノベーターズリストをご紹介。 アート業界に変革をもたらす35人のゲームチェンジャー、ドリーマー、マーベリックたち。メタバース生まれのデジタルアーティストから、意図的にお金を使わないギャラリストまで、2022年のリストでは35人のイノベーターにスポットを当てる-artnet


少なくとも114人の市民が犠牲となったカテゴリー4のハリケーン「イアン」が昨年9月にフロリダ州に上陸した後、同州では目立った美術品の損害賠償請求は行われていない。しかし、美術品保険の専門家はARTnewsに対し、気候変動関連の保険金請求の費用が増大しているため、顧客は来年早々、保険料の値上げと補償範囲の変更を想定しておく必要があると述べた-artnews


韓国のKukjeギャラリーが、フランス・パリに初の支店をオープンすると発表。韓国のポップカルチャーに対する世界の関心が、韓国のファインアートシーンにも広がっており韓国の主要ギャラリーは、このタイミングで韓国の現代アーティストを紹介するため海外展開を加速している-Puls news Korea


NADAとUntitled Art in Miamiで発見された10人の傑出した新進アーティストたち。 20回目を迎えたマイアミのアートフェア、NADA(New Art Dealers Association)は、新進アーティストの最新作を発表することで知られ、熱心なコレクターから不動の支持を集めている-Galerie magazine


世界58カ国、218組のアーティストによる1,500点以上の作品が7カ月間にわたって展示された「ヴェネツィア・ビエンナーレ」が閉幕。新型コロナウイルスの流行やロシアによるウクライナ侵攻など、国際的に激震が走る中での開催だったが、80万人を超える来場者と、各種プレビューへの来場者2万2500人という驚異的な動員を記録した。1日の平均来場者は4,062人だった-artnet


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