こんにちは！おぐり丸です！！
　趣味でやってる動画のカット編集が忙しく、noteの紹介原稿が全く書けていない、おぐり丸です！！！
　こちらも趣味なわけなんですが、動画の方がどうしても時間がかかってしまう…いやぁ、大変ですね。

　さて、今回紹介するのは！『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』です！！

　三回連続悪役令嬢もの紹介！！！張り切っていきます！！！！！

作者

　原作：恵ノ島すず　先生
　漫画：逆木ルミヲ　先生
　キャラクター原案：えいひ　先生

あらすじ

　放送部に所属している遠藤くんは同じ放送部の小林さんに淡い思いを寄せていた。
　そんなある日、ものすごい勢いで一つの乙女ゲーム、”マジカルに恋して”を小林さんにおススメされ、プレイした。
　プレイした遠藤くんもこのゲームにハマり、報われない悪役令嬢リーゼロッテが特に報われない婚約者と主人公のルートを放送の練習と称して実況プレイをする事になる。
　だが、その時始めた”まじこい”は普段と様子が違い…なぜかこちらの二人の声が、ゲームの中の人に聞こえている！？
　そうと決まれば、二人の推しキャラでほぼどのルートでも死亡してしまうリーゼロッテを生き延びさせるべく、実況と解説で新たなルートを目指す事にする！

主要人物

　遠藤碧人…現実世界の主人公の一人で、実況を担当している男子。元々野球一筋で頑張ってきたが、肩の怪我が原因で夢を諦めざるを得なくなる。まだ怪我が治りきっていない時に球技大会のソフトボールのピッチャーをさせられそうになるも、小林さんのアシストによって助けられる。その日の帰り道で小林さんから貰った言葉に勇気づけられ、想いを寄せるようになる。まじこいではリーゼロッテの壮絶な人生を知り、多くの人が死んでしまうシナリオにショックを受け、ゲーム内の人と話せると分かると誰も死なない様に進める事を決意する。

　小林詩帆乃…現実世界の主人公の主人公の一人で、解説を担当している女子。元々放送部で遠藤くんを部活に誘い、まじこいをおすすめした張本人。まじこいという作品をとても好んでおり、全てのルートを遊んでいる。ゲーム世界と会話ができるとわかった際は、とても喜んだのと同時に武器にも感じていた。だが、リーゼロッテなどそのまま遊ぶのでは不幸にしかならないキャラクターを救えるかもしれないと思い、全てのルートをクリアしているという知識を使って解説をすることに決めた。

　リーゼロッテ・リーフェンシュタール…まじこいに登場する侯爵令嬢。かなりツンの時の言動がキツめのツンデレ少女。ジークヴァルトへの思いが強すぎるあまり、婚約者として相応しい振る舞いを心がけるようにし、ジークヴァルト自身も自分は嫌われていると思ってしまうほど。その他の他者に対しても厳しくも優しいといったツンデレを発揮してしまう。要は遠回り過ぎて優しさが伝わらないのだ。そのためゲームでは逆ハーレムルート以外ではラスボスとなり最後には死亡してしまう。遠藤くんと小林さんはこれを回避すべく、ゲームを進める事となる。

　ジークヴァルト・フィッツェンハーゲン…まじこいに登場するフィッツェンハーゲン王国の王太子。リーゼロッテとは幼い時からの婚約者。自分にも他人にも厳しい彼女には自分は嫌われていると思っており、庶民の出であるフィーネに厳しい言葉をかけるリーゼロッテには複雑な感情を持っていた。ある日、遠藤くんと小林さんの声が聞こえるようになってからはリーゼロッテの言葉や行動の裏の意味を察せる様になってきて、強くリーゼロッテを想うようになっていく。

　フィーネ…まじこいにおける主人公。本来はこのキャラをプレイヤーが操作し、貴族男性を攻略する乙女ゲームであり、物語の中心人物。出自などに謎があり、ゲームではソロクリアできるレベルまで強くなっており、遠藤くんはゴリラと称した。

概要

　これは悪役令嬢ものではあるのですが、転生とかではなくゲーム世界と現実世界が繋がり会話ができる！という作品です。
　ゲーム世界の住人からは神としてあがめられる現実世界の二人はどうにか助言を行い、リーゼロッテを含む全てのキャラクターたちが、幸せになるという本来のエンディングにない新しいエンディングを目指す事となるのです。

　現在漫画版の単行本は六巻まで刊行されています。

　原作小説は全３巻が刊行されています。

個人的おすすめポイント

　まず一つ目は、しっかり完結しているという点です。終わっているという事は、漫画版も打ち切りにならない限り基本的に終われるのだという事です。
　実際漫画版の六巻までとなると、かなり物語の後半になっています。

　もう一つは、絵が綺麗でコマ割りが上手だという事です。
　まあコマ割りなんて素人の自分には分からんのですが、素人的には読みやすい見やすいというのが上手なのだと思うのです。
　そして絵ですが、線が細い女性向けの漫画らしい作画ではあるのですが、決してメリハリが無かったり、弱弱しいというわけではなく、筋肉のある男性、細身の男性がしっかり描き分けられているし、女性も男性も凄く格好良く、可愛く描かれている。

　次のおすすめポイントは、シリアスとギャグが面白いという所。
　そもそも救いたいキャラクターの一人であるリーゼロッテの運命がかなりシリアスで暗い物語だという事もあり、根幹となる部分はものすごく暗い話で、理不尽です。
　反対にギャグではシュールな笑いが多く使われ、クスリと来るものが多いです。
　特にフィーネやリーゼロッテの妹あたりが私は好きで笑ってます！

さいごに

　この作品の性質上、実況や解説がゲーム世界のキャラクターの会話の間に入り込むため、それを苦手に思ったりうっとおしく思ってしまうかもしれません。
　そういった人にはおすすめできませんね。これは仕方がない事です。
　ですが、とても面白くドキドキハラハラする作品である事には変わりありません。
　アプリや試し読みなどで冒頭の雰囲気を感じてもらい、合いそうだと思ったら読んでみることをお勧めします。
　戦闘シーンも迫力がありますし、普通に凄い漫画だと思います。
　アニメも放送されましたが、漫画独特の間やテンポが面白くどちらも見てもハマれるかと思います。

　あとどうでもいい話なんですが、このおすすめの本の更新ですが金曜日の一回に変更します。
　まあ純粋に他に色々やるべきことが多く忙して原稿を書く時間が無いというのが理由です。
　それではこれからもよろしくお願いします！！