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ハイ達成でも会社を辞める

こんにちは、オグリーナ・ジョリーです。
「ハイ達成でも会社を辞める。」については心当たる方も多いだろう。
会社の期待役割を大きく超え、素晴らしい評価を受けてもわたしたちは会社を辞めてしまう生き物だ。

今働いているコネヒト(株)は、私にとって5社目の会社だ。そして、1番長く在籍している会社になった。
ちなみに(?)、自分も転職が多い方なので、転職自体にネガな気持ちは全くない。ただ、何で長続きしないなぁ〜と悩んだことは何度かあった。

圧倒的な敗北感

私はビジネスサイドでキャリアを積んできたので、いつも定量目標があった。期待された目標は越えなければ気がすまない性格もあり、毎月すこーしずつ貯金をして、辛い月に切り崩し、安定の真面目スタイルで年間目標を超える。しかし、自己成長の気持ちは満たされず、2、3年経つ頃には転職が頭を過ぎる。そんな暮らしをしていた。

26歳で、キャリアチェンジをした。
年収も下げた。下げて、1から始め直す気持ちだった。

新しく入った職場は同年代が多かった。
インテリジェンスとユニークさと、成果へのこだわりが入り混じる始めての空気感だった。数字しか上げてこなかった自分は、圧倒的な敗北感を感じた。なんてったって、段違いにできる上に面白い。

日常的に業務と並行して話題のニュースが飛び交い、そこに対して皆自分の意見を持っていた。フリースタイルダンジョンといった感じで、気を抜いてると弱いところを突かれる。誤解がないようにお伝えすると、足を引っ張る空気は微塵もなく、美味しいところ持っていく人にポイントが加算される感覚だ。26歳の私にとって全てが新鮮で、全てを吸収しようと夢中だった。

クールに勝つ

当時同じ部署に、大学に8年通ったことを自慢してくる風変わりな先輩がいた。仕事の要領と後輩の面倒見が良い。

真面目に実行する私たちと、捻くれ者の先輩は相性が良かった。19時頃になると、先輩がマーケティング関連の輪読会を開いて、ホワイトボードを使ってあざやかに解説をしてくれた。今も思い出と共に、あの時の本を大事に借りパクしている。

私たちは、”共に”成長している実感があった。
何冊も回し読みをして、ホワイトボードへのツッコミも日に日に鋭く、多少の笑いもとれるようになっていた。仕事についても「賢いな〜」と言われる達成のほうが賞賛され、スポーツのような感覚でどんどんチームが噛み合っていった。クールに勝つのは楽しい。夢中になれる何かがあったなら、8年間も大学生をした気持ちも分からなくもない。

目標設定を制するものが、試合を制す

コネヒトは、目標設定に贅沢に時間を使える。そして自由度が高い。OKR達成に紐づいていて、上長の承認さえ貰えれば、やりたい事をやれて(語弊あるかしら)、評価も上がる一石二鳥パターンだ。

チームを持ち始めた頃、目標設定の美学が合わずなかなか苦戦した事もあったけど、あの頃の体験もあり「ハイ達成しても、人は会社を辞める。自分が何をしたいのか織り込んで欲しい」としぶとく言い続けるようにしている。



と、自らハードルを爆上げしてしまいましたが今期の目標は全く決められておりません!!やると決めたことは、やる。でも、私がワクワクすることもやる。そんな気持ちで22年後半戦を締め括るぞー👋

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