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2021年の終わりに

毎度毎度な皆さまも、
ひさかたぶりの皆さまも、
いかがお過ごしですか。
お元気でしょうか。

オガワは、元気にやっております。

キャリアをゼロにして、今の職場にやってきてから、
1年半近くが、経とうとしています。

派遣事務員として、静かに過ぎていく日々の中で、
強く感じていることがあります。

「どんな1日も、必ず終わる!!」

……なにを当たり前な。
でも私には大発見なのです。

びっくりすることに、仕事って、
「やってれば終わる」のです。

やってれば、お昼休み。
やってれば、おやつの時間。
やってれば、終業のベル。

それが鳴ったら、全部忘れて、
おうちに帰ってよいのです。

時間って、こんなふうにすべての人に、
等しく、降り積もるものなのだと知りました。

そう、時間。
時間というシロモノについて、ふと思うのです。

働き方を大きく変えた今と、変える前。
時間と共に、何がどう変わったんだろうか。

何かの一員になりたくて、
ぶんぶん尻尾を振りながら、
じたばた、あがいてた頃。

何かの一員になろうにも、
おのれの力不足を思い知り、
そっと、尻尾をしまった頃。

恥ずかしさに消え入りたくなる記憶もあります。
けれど最近、こんな考え方に触れました。

「かつてのあなたは、あの時点でのベストを尽くしていた」

「かつてのあなたと比べたら、今のあなたは成長している」

「だから、今のあなたの物差しで、
 かつてのあなたを計ってはいけない」。

あるのは、ただ、今の自分のみ。なのだそうです。

そんなふうに生きることができたら、
どんなに軽やかだろうかと考えます。

そして今の私は、そんなふうに生きることが、
なんだかできそうな気がしているのです。

かつての私がおかけしたご迷惑は、
ここから全力で、お詫びの念をお送りするとして、

かつての自分を悔やむのではなく、
これからの自分を嘆くのでもなく、

今の自分を幸せにしてやる生活が、
今なら、できそうな気がするのです。

今日も今日とて、1日が終わります。
それを365回重ねれば、1年が終わります。

やってれば、必ず、終わっていきます。
私の1年も、あなたの1年も。

皆さまがどうか健やかな気持ちで、
2021年を終えられますよう。

来年起きるあれやこれやを、
来年の今ごろ、笑えますよう。

ここから、心から、お祈りいたします。

小川志津子

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