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落ちた会社が400社を超えた今見えた事

皆様、ご機嫌いかがでしょうか、お銀です。

(口調を素にしました)

さて、昨年10月の終わりから始めた転職活動ですが昨日落ちた会社数が400社を超えました!我ながらすげえ!←

直近ですと先々週応募した会社様は書類を通過し、面接当日その日のうちにノリノリで2次面接まで行くも、本日「残念ながらメール」が届きました。

泣きました。その会社様に自分の居場所ができる事を心の底から願っていたからです。


とまあ、湿っぽいのはここら辺にして本題。


400社落ちて今見えてきたもの、それは


①適応障害を隠さないで就活して良かった

②人としての魅力は充分ある

③スキルが中途半端かもしれない

④企業理念やVISION等は必ず見たほうがいい

⑤仕事につくことは最終目標じゃない


この5つ。

順を追って説明しよう。

ちなみに長いので鼻ほじる時にでも読んで下さい。

 

①適応障害を隠さないで就活して良かった

 自分の性格上嘘がつけないのもあるが、隠して就職ができたとしても恐らく後々バレて気まずくなったり、自身が嘘をついていることに耐えられず瓦解すると思われる。これらを防ぐためにも①は自分にとっても企業側にとってもWIN WINである

また、適応障害であることを履歴書や職務経歴書の目立つ場所に明記しておくことで、適応障害の人を雇いたくない、という企業が近寄ってこない。一見デメリットにも見えるだろうが、適応障害の本質を理解している人事のいる会社ならば書類選考は通るし面談や面接にて現在の症状の状況や適応障害になった要因と今後の対策を質問してくる。そしてその回答を踏まえた上で選考を行う。とはいえ今に至るまで1社も内定が出ていないので皆様にはあまり説得力は感じられないだろう。そこは本当にすんません。ただ、適応障害に理解がある人が会社にいるのといないのとでは後々かなりの差が出ることは想像に難くないはずだ。


②人としての魅力は充分ある

 自分で言うのも何だが私の良い所は「人・仕事に対して誠実・真面目・丁寧」である事、そして「部署や役職・年齢・社歴は関係なく対等にコミュニケーションをとる」事、「ありがとう・謙虚さを大事にしている」事である。他にも色々あるが割愛しておく。ただ、リアル・ゲームの友人みんなからの評価は驚くくらい一致しているので自意識過剰ではないことは述べておく。これらの事から、恐らくだがこれまで面接したけど内定が出なかった原因の内訳において人間性の%は低いと思われる。


③スキルが中途半端かもしれない

 とするならば、内定が出なかった原因の大部分を占めているのは「スキル不足なのではないか」。気づくの遅くね?って言われたらそれまでなんだけど、今気づいただけでも儲けもんである。

自分が転職で成し遂げたいことの中に「上場企業の月次年次決算を習得する」事と「年次決算時の税計算・申告まで習得する」事がある。これらは決して必須ではないが応募先で実現できたら嬉しい。出来ることが増えることは純粋に楽しいし、何より自分の財産になる。選択肢も増える。だがこれまでのような「入社したら習得したい」姿勢は変える必要がある。ではどうするか、それは「金の力を使って勉強する」である。つまり資格の学校に通って理論を修得しておき、かつそれを見える形にしておくことが重要となる。税理士試験科目合格○個・公認会計士試験合格もしくは勉強中である事を履歴書に書く。勿論実践していることが大前提である。(当たり前だ)

と言うわけで近所の資格の学校の情報を収集し、なるはやでコースを申し込むことにする。(勿論ちゃんと勉強するよ)ゲームする時間が減ると思いきや、ナイスな事に求職中の身なので時間はたくさんある。はっはっは。


④企業理念やVISION等は必ず見たほうがいい

 これは本当にやったほうがいい。なぜなら書類通過率向上と相互のミスマッチを防ぐ第一段階の方法として非常に有効だからだ。会社が掲げる理念・VISION・クレドなどなどが自分の考え方・大事にしたい事を重なる部分が多ければ応募する。気になるけどそういった情報がない場合も、書類通過すれば面接時に確認できるので応募する。ちなみに相互のミスマッチを防ぐ第二の手段は面接だ。WEBでも直接の面接でも相手と対等の立場として堂々とした姿勢で受けることが大事。んで、面接の時の面接官の持つ空気・話し方・姿勢をよく観察する。直接面接の時は会社内の雰囲気も可能な限りチェックする

私はWEB面接において、座っている時の姿勢・態度が終始横柄だった方に出会ったことがある。機嫌も悪そうに見え、「一緒に働きたくないな〜」と感じた。ちなみにその方は入社したら私の上司になる方であった。運良く(?)ご縁はつながらなかったので「落ちてよかったー」と安堵した。

直接面接においては受付の方の対応から始まり、社内の雰囲気がピリピリしているか、笑い声が聞こえるか、笑顔があるか、罵声が聞こえるか、温かさを感じるかなどを面接の場に向かう迄、そして終了して帰る時、必ず確認する。また、面接の場となる会議室の中も余裕があればチェックする。どんな机・椅子を使用しているか、掃除が行き届いているかなど。案外会社の性格が出ているので面白い。


⑤仕事につくことは最終目標じゃない

 現在絶賛内定が1社も出ていない私ではあるが、適応障害で休む中気づいたことがある。それは人を幸せにするものはお金ではないと言うことだ。コロナ禍ということもあったかも知れないが、やはり「人が人を生かし、輝かせる」事、「ありがとうという言葉の素晴らしさ」に気づいた事の影響は大変大きい。今日、滅茶苦茶入社したかった会社から残念メールをもらい、一瞬心にぽっかり穴が空いた気がした。仕事を得ると言う事は社会と繋がる手段のうちの一つであり、新しいコミュニティを築く場でもある。何より「誰かの役に立っている」事をわかりやすく実感する場である。

しかし私は忘れてはならない。大好きな岸見一郎先生の言葉を。

「人はただ生きているだけで価値がある」

「自分の存在が他者に貢献していることを意識すること。そのためには、自分が他者と結びついていることも意識すること。(中略)この、今ここで生きていることが他者に貢献していると思って生きられることは、ただ生きることを超えて、「よく生きる」ということにもなるのである。」(「人生は苦である、でも死んではいけない」岸見一郎氏 著 講談社新書より)

就職先が決まらなくて焦る私よ、焦るな。腐るな。山を直線でダッシュ登頂しようとするな。山のそれぞれの高さから見える景色や風の匂いや空や鳥の声を楽しみながら歩むのだ。そして人と繋がることを決して諦めるんじゃあない。自分がどれだけ素敵で最高な人たちに囲まれているか思い出すんだ。ひとりじゃない。

そう、

「転職が成功して仕事につく事はあくまで楽しく心豊かな人生を送るための一手段である」なんだった、と今日友人からもらった言葉で改めて感じた。ちなみに友人がくれた言葉は

「仕事できていないことに引け目を感じすぎているんじゃないのかい?確かに先行きが不透明って心配にはなるよね。でもさ(中略)ずっとでは無いと思うけど今は人生のたくさんある要素の中でただひとつだけ、仕事という要素をしていないだけだよ。」

最高でしょ。こんなええこと言う友達いて私は幸せもんだ。いいだろう。

400社落ちて見えてきたもの、手に入れたものは大きい。

凹んでも、泣いても、タダでは起きねえ。

絶対腐らねえ。

そう思えるのは友人たちのおかげだ。

みんな、いつも本当に有難うございます。心から感謝します。


てなわけで、まったねー!


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