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6股計画始動: スターデューバレー

スターデューバレーでは「浮気イベント」が発生するらしい。それが見たいけど浮気するのは罪悪感があって、前回のセーブデータでは一途を貫いた。

でも今回のセーブデータ「カエデ」ちゃんには、悪女になってもらうことにした。

【注意】
物語の核心には触れていませんが住民との会話、イベント(一部)のスクショがあります。どんなネタバレもNGな方は、ここでページを戻ってください。

カエデは既婚者で子供もいる。夫はエリオット。小説家をしていて、育児と家事を担ってくれる。牧場仕事で疲れたカエデを労り、甘い言葉を囁いてくれる。夫婦仲は至って良好なのにどこか満たされないカエデ。

彼女の愛人は全部で6人。性別、人種、年齢も関係ない。

  • アル中で悲観的なシェーン

  • コンプレックスの塊セバスチャン

  • 爽やかスポーツ青年のアレックス

  • スピリチュアルが好きのエミリー

  • 頭脳明晰で病院受付をしているマル

  • お酒に溺れる母親を献身的に支えるペニー

セバスチャンの捻くれた感じ、シェーンの不躾な態度が苦手だったが、いつの間にか恋仲になっていた。

「お前の気持ち、受け取るよ。ありがとな」

愛人の中には、セバスチャンの異父妹のマルもいる。セバスチャンに会いに行ってるうちに、マルのことも気になり始めた。

カエデはこの兄弟の仲があまり良くないのを知っている。自分が両方と関係を持つことで、兄弟の仲がさらに悪化するのをわかっているが想いは止められない。

「…真剣交際?私も同じ気持ち」

毎日話しかけ、相手の好きなものを渡し、親睦を深めていく。聞き上手のカエデに、彼らは自らの辛い過去を打ち明ける。

そうしてカエデは花束を渡す。それは「恋人」を意味するのだ。頬を赤らめて喜ぶ愛人たち。カエデはこの時、罪悪感に苛まれる。

「…マジな交際?俺も同じ想いだよ」

アレックスは「俺が牧場に住んでもいいけど?」と微かに結婚をほのめかしているが、カエデにその気は全くない。

「あのさ、俺は牧場に住んでも問題ないよ。それもある意味、スポーツするようなもんだし」

ある日、ポストを開けると手紙が来ていた。差出人は無し。「カエデへ」とあったので開けてみた。

「夜になったら、スパへ来て。ペニーより」

スパはこの町にある温泉施設だ。でも夜は誰もいない。これは「期待」しちゃう。いや、もしかしたら浮気がバレたかもしれない。

カエデはその日、不安と期待で仕事に身が入らなかった。夜、スパへ行くと可愛い水着を着たペニーが待っていた。色んな意味でドキドキするカエデ。

するとペニーの方から、「今まで誰かに対して、こんな想いになったことないの」とキスをされた。そして、照明が落とされる。

気がつけばペニーはもう帰っていた。ひとり残されたカエデは、さっきのことを思い返す。

「ペニーは大人しそうなのに、(愛人の中で)一番積極的で情熱的なんだな」

ボーッとしているのはペニーのせい?温泉のせい?

フワフワした気持ちで帰宅したが、現実に引き戻される。子ども部屋へ行き、娘の寝顔を見る。ぐっすり寝てるのを確認して自分の寝室へ。

夫のエリオットもすやすやと眠っている。端正な顔立ち、サラサラの髪、全てを受け入れてくれる優しさを持っている夫。「夫も愛人も私には必要なの」と眠りについた。

翌朝。エリオットはいつもの優しい笑顔で、カエデに話しかける。

「今日は早めに起きたから作物に水をあげておいたよ。君の仕事が少し楽になったら嬉しいな」

住民全員が顔見知りのこの小さな町だ。バレるのも時間の問題だろう。カエデはそう思いながら、今日も牧場仕事に出かける。


悪女のカエデは今後、どうなるんだろう?

スターデューバレーのWikiを見ていると「離婚」だけでなく、「破局」もできると知った。このゲームは2周目だけど、まだまだ知らないことがいっぱいで楽しい。


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