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#人生を狂わせたマンガ4作品(完結済み)

Xのハッシュタグで、「人生を狂わせた作品5つ挙げる」を見つけた。「人生を狂わせた」なんて大袈裟なものではなく、私の心の支えになってる作品について書きたい。アニメ編は以下の記事に書いた。

コタローは一人暮らし(全10巻)

画像:Amazonから引用

簡単なあらすじ

生活力のあるしっかり者のコタロー(4)と、ご近所さんとの日常コメディ。だけど回を追うごとに、コタローと親の関係が複雑なことがわかる。

4歳の子が一人暮らし?そんなこと可能?という疑問から気になったマンガ。しっかり者のコタローと、ご近所さんとの関わりにホッコリする。でも明らかになっていくコタローの悲しい過去。

自分の境遇に重ねてしまい、コタローに感情移入が止まらない。何回読んでも最終巻が泣ける。彼の保護者代わりになった狩野くんがまたいい奴。こんな大人になろうと思う。自分を気にかけてくれる人がいると、辛い境遇から立ち直ることができる。

このマンガを買うために、私はAmazonギフトがもらえるコンテストに参加。その3ヶ月後に受賞して買うことができた。

金色のガッシュ!!(完全版は全16巻)

画像:Amazonから引用

簡単なあらすじ

魔界から来た子供たちが人間界のパートナーとともに戦うバトルファンタジー。主人公のガッシュベルはパートナーの清麿や仲間と共に強敵と戦い、魔界の王を目指す。

Kindle Unlimitedに入っていれば、完全版が8巻まで読める(2024年3月現在)。私は8巻までをライブラリーに入れたままで、9巻から16巻は購入した。

読むと人に優しくしたくなる。20年以上前の作品だからギャグが古いし、性差別にならないか心配な場面もある。でも物語は最高だった。友情と優しさに溢れている。主人公の清麿はガッシュと出会って刺々しさがなくなり、ガッシュも心が優しくて可愛い。たまに読み返しては泣いたり笑ったりしている。

遮那王義経(全29巻)

画像:Amazonから引用

簡単なあらすじ

時は平安時代末。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。二人の数奇な運命がここに始まる!!

Amazonより引用

義経は二人いた。そんな古文書が見つかるところから話は始まる。私はこの設定が好き。ただの旅芸人の少年が、ある日突然貴族の息子に成り代わる。本当にあったかもしれないし、もしそうだったらおもしろいなと惹きつけられた。

義経の代わり身となった漂太が魅力的。いろんなピンチを軽業、機転の良さ、心の優しさで乗り越えていく。漂太や本物の義経、仲間との友情、別れ、葛藤に私は泣いた。

小学生の時、お兄ちゃんが机に置いてあったのを勝手に読んで、「歴史マンガっておもしろい」と思った。そこから平安時代が好きになったのかもしれない。

ゴールデンカムイ(全31巻)

画像:Amazonから引用

簡単なあらすじ

北海道の厳しい自然を舞台に、「アイヌの黄金」を巡る冒険物語。元軍人の杉元佐一はアイヌの少女アシリパとともに、囚人の入れ墨を手がかりに、さまざまな人物と戦いながら過去と秘宝を追う。

読めば読むほど深みが増す作品だと思う。変態シーン、狂気的なキャラは苦手だけど、それさえも意味がある、と原作のコミックを読んで思った。

アニメより先に原作を読むのがお勧め。キャラと物語がもっと濃く描かれていておもしろいから。

キャラたちの生き様と信念は共感できないこともあるけど、理解できる。「悪」はどれ?誰?となるのもまたリアルだ。実際の生活で、何でも白黒ハッキリつけられることは少ないように思う。グレーだったり、見る人によって印象が変わったりする。

書いてみて思ったけど、私って少年漫画が好き。それも王道な物語か、最後に希望を感じるものが好き。

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