どうせ死ぬなら謝って!(承1)
どうせ死ぬなら謝罪してから死のうと決め、まずはその相手を探すことにした。
謝りたい事がある相手は私には結構いた。
でも連絡先を知っていたのは1人か2人。それ以外は学生の時の同級生で、今はどこに住んでいるかすらわからなかった。
手始めに最初のターゲットは(ターゲットて)
アルバイトをしていたジャズバーのマスターにした。
私は当時、親と喧嘩して実家を飛び出し、一人暮らしをしていた。
この家というのがまた幽霊屋敷で、半年間私はおばけちゃん達と暮らしてたのだが、それも今は割愛する。