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[埼玉滞在記③]叫ばずにはいられない

台風の影響を受けて雨模様だった埼玉で、
子どもたち(姪、甥含む)を公営の屋内プールに連れて行った。

大人は夫と私の2人。

もうすっかり勝手に飛び出していかなくなったうちの中学生の上の子(女子)と、もともと飛び出さないうちの小学生の下の子(女子)と行動するのに慣れて、

すっかり油断してたら、

中学生の甥が落ちたらまあまあの重傷になりそうな段差の際の鉄柵につかまって、

水泳バックを持ちながら、
頭を下に、地面に垂直になっていた。(鉄棒したくなっても場所は選んで欲しい。)

「〇〇くん?!!ダメー!!!危ない!!
降りて降りて!!」


と必死に注意してる隙に、

下の甥(小学生)が全力疾走でプールの駐車場につっこんでいく。

「☆っくん?!ダメダメダメー!!駐車場走っちゃだめー!!」


実家の母が
大人しい性格の私の姉がいつも大きな声を出して子どもたちを追っかけている、とぼやいていた。

母は男の子を育ててないので体感としてそれがないのだろう。

私も生まれつき活発な長女が思春期に入るまでは大声で追いかけていた。

でも思春期になってすっかり路上に飛び出して行くことがなくなったので、忘れていた。


男子は、中学生になっても、突如予測不能なことをするし、(最終日には何故か片方の靴下を路上で投げたくなったらしく、法面の排水口に引っかかってとれなくなってた)

基本、小学生男子は駐車場には走って突っ込んでいくらしい。

基本、穏やかで優しい姉には、
このかわいくて元気が余ってる子たちを安全に御すのに大層パワーを使うことだろう。


「ダメと言わない子育て」「注意や指示は肯定表現で」とか吹っ飛ぶくらい一瞬の隙に。

久しぶりにこんなに「ダメ」を連呼したぜ…。

姉の気持ちがわかる。

男の子のお母さん、お疲れ様です。




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