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月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

壬生(みぶ)で見付けた蕎麦農家がやってるお蕎麦屋さん(蕎香/壬生町(栃木県)/蕎麦)

今回も、先月家族で訪れたいちご狩りプチ旅行の際に立ち寄ったお店のレポートである。 話は前後するが、前回記事の佐野ラーメン2.0なお店に行った日のお昼のこと。 朝一でいちご狩りを終わらせた我々は、いちごの水分でたぽんたぽんになったお腹と格闘しながら、「固形物食べたいよね」という話をしていた。 水分とビタミンCは過剰なほど摂取したので、やはり固形物、具体的に言えば炭水化物的な物も身体に入れておきたい。 とはいえ、いちごを食べすぎてそんなに量は食べられない気がしたので、うど

「思ってたのとちょっと違う!」……が、言ってみればこれは佐野ラーメン2.0ではなかろうか(麺や大山/栃木県佐野市/ラーメン)

少々前の話になるが、3月に家族3人で栃木県にいちご狩りに行って来た。 壬生に行き着けの良い場所があって、東京から比較的近いので重宝しているのだが、問題が「何を食うか」である。 壬生にも美味しいお店はあるけれども、せっかくの栃木じゃん。しもつかれ以外なら何でも食べたいじゃん。しもつかれだけは敵じゃん。あんなの週末の夜中になれば道端にいくらでも落ちてるじゃん(暴言)。 そんなしもつかれへの暴言はともかくとして、壬生でいちごを食べて、自然いっぱいの巨大公園で子供を遊ばせて、じ

世界よ! これが "二郎系厚揚げ" だ!(TOKYO ATSUAGE FRIED TOFU/本蓮沼/厚揚げ)

愛する故郷である板橋区に、面白い厚揚げ専門店がオープンしたと聞かされたのはつい先日のこと。板橋の仲間と花見をした際に、参加者のひとりがその店の厚揚げを買って来てくれたのだが、あまりに美味しくて空気も読まずにひとりでドカ食いしてしまったのだ。 聞けば都営三田線の本蓮沼駅から徒歩3分ほどの場所に店があるとの事で、「行かねば行かねばゼッタイに行かねば」と突撃を敢行した次第である。

こんこん靴市がコロナ禍にもめげずに復活(今日17:00まで)

先日のマガジン購読者様向けの記事で案内したように、昨日今日と奥浅草(南千住?)の玉姫稲荷神社で、『こんこん靴市』という革製品を扱う業者によるお祭りが開かれている。 今日があいにくの空模様になる事が予想されていたため、今年は初日の土曜日の朝一に行って来た。 場所は台東区の北端で、浅草と呼ぶのはあまりといえばあまりなほぼ南千住。いわゆる吉原とか山谷とかがあるエリアだ。 元々このエリアには革製品を扱う職人達が大勢いた事から、このようなお祭りが行われるようになったそうな。 ち

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「10年かけて生娘をシャブ漬けにした母娘丼」がコスパ抜群な起死回生の一発……になり得る出来栄えだった件

いまインターネッツで話題になっている、「生娘シャブ漬け」の吉野家。なんでも聞くところによると、あの話が爆発的に広まった翌日に、超絶力の入った新商品が発売になる予定だったという。 問題のお偉いさんは解任されたそうだが、時すでに遅し。開発・研究に10年を費やしたという吉野家渾身の新商品「親子丼」は、「10年かけてシャブ漬け調教した母娘丼」などと呼ばれるようになり、新商品発表会まで中止に。 私はグルメブロガーの端くれらしく、友人知人に大手食品メーカー開発部の人間がいたりもするの

朝日が推している千羽鶴の在り方は、はた迷惑な "お気持ち案件" であり、想いを無にする愚行である

未だに千羽鶴を賛美してしまう朝日新聞震災などが起こる度に「迷惑だから止めろ」と声が挙がっている千羽鶴だが、今度はウクライナに「4000個もの迷惑なゴミ」を送りつける計画が持ち上がった。 これを好意的に伝えた朝日新聞の記事に対して、SNSなどを中心に批判の声が高まり、インフルエンサー的な連中も「話題に乗っかれ!」とばかりに否定的なスタンスで参戦したことから、世の中の意見は「否」の方に傾いたようだ。 すると、その流れに対してTV朝日はこのような報道を流した。 中を見てみれば

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"たわわ広告" 国連女性機関・ハフポス問題補足 『ステレオタイプ論の大嘘』

前回書き切れなかった事を補足するよ 前回アップしたこの記事で、当初は「あいつらが言うステレオタイプ論はこれこれこうおかしい!」というツッコミを入れるつもりだったのだが、まさかの「あいつら自身が出来てない」という衝撃的過ぎる結末を迎えてしまい、また文字数も多かった事から書き切れず、今回別記事としてアップさせて頂く事にした。 あくまで補足記事なので、前回に比べるとだいぶ短文になる……はずだ。 なんだか日経新聞社の扱いが不当に低くないか? さて、この騒動に関しては国連の代紋

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"たわわ広告" フェミ連中が得意技 「国連にご注進」 を発動するもマッチポンプがバレる

「国連女性機関がたわわ広告に抗議したぞ!」とハフポスが嬉しそうに伝えるも……アレ? 連日のように胸糞悪い話を書いているとお心が不穏になってしまうので、グルメブログ的な記事を挟んで落ち着きたいのだが、世の中の流れは待ってはくれない訳でございまして。 そんな枕からどんな話が始まるのかというと、今日も今日とて "おフェミ様事案" でございます。 なんと日経新聞に掲載された『月曜日のたわわ広告問題』がまだくすぶり続けており、今度は国境を飛び越えて国連女性機関(UN Women/

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『見たくない表現に触れない権利』 フェミ論客様、ギャグレベルの特大ブーメランを投擲

驚天動地の新人権 『見たくない表現に触れない権利』 爆誕 少し前の話になるが、『月曜日のたわわ』というマンガの広告が日経新聞に掲載されたと大騒ぎになった。というか、今も完全には鎮火していない。 その件に関して、ハフポスにある意味で衝撃的な記事が掲載された。 それがこれ。 『見たくない表現に触れない権利』という謎の新しい人権が誕生した記念碑的な記事である(嫌味)。 これについては、実は今年の1月にこのような記事をnoteに書いているので、ぜひお読み頂きたい。 答えか

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ワンズファクトリー&マルクス兄弟の経営者が無修正動画の製造・販売の容疑で逮捕

表AVの人間が無修正で逮捕 AVメーカー『ワンズファクトリー』および『マルクス兄弟』の社長である柴原光(アキラ)容疑者が、FC2のコンテンツマーケットで2020年までの間に約350本の無修正動画を販売したとして逮捕された。 https://news.ntv.co.jp/category/society/695d13148bce4fe7bae00cb242f494ba 柴原容疑者はピンク映画の出身で、ゲイ作品でピンク映画の新人賞を受賞するなど特に才能が期待されていた人物。

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『タンドリー 鯵』 という食文化の融合をまざまざと見せ付けられた件(タラキッチン錦糸町BEST店/錦糸町/インド・ネパール料理)

錦糸町のタラキッチンについては、前回の記事で紹介したばかりなのだが、その記事を書いている最中にまた食べに行きたくなってしまい、息子を連れてディナー利用して来た。 自分で書いた記事で自分が腹を減らすという、何だかよく分からない内燃機関。自作自演やマッチポンプなんて表現でもいいかもしれない。 それはともかく、今日は女房がお出かけのため、息子と2人だけのディナータイム。前回は四ツ目通り店の方を紹介したので、今回は新しくオープンした錦糸町2号店の方に突撃。 このまま2店舗体制で

「こんなエスニックを待っていた!」 居酒屋仕様なのにしっかり美味しいインド料理店(タラキッチン錦糸町店/錦糸町/インド料理)

夫婦揃ってエスニック好きな私は、常々女房とこんな話をしていた。 「お高いレストラン料理ばかりじゃなくて、もっと庶民的な家庭料理に毛が生えたような料理をそこそこの値段で食べたいよね」 が、タイ料理にしてもベトナム料理にしても、基本的に割高な店ばかりで、頻繁に食べに行くにはお財布へのダメージが厳しい。 たまに価格設定の安い店があったとしても、それは極端に味のクオリティが低い「アジア系の料理なんでもやります」的な方向性だったりする訳で。 インド、ネパール、タイ、中華……と節操

今も 「立ち食い文化としてのラーメン」 を守る門前仲町の老舗 (らーめん弁慶 門前仲町店/門前仲町/ラーメン)

今でこそ競合が増えて埋没してしまった感があるが、国立競技場の眼の前にある千駄ヶ谷・ホープ軒は、東京のラーメン史に大きな足跡を残した名店だ。 ホープ軒は屋台から始まっており、主にタクシー運転手を中心に背脂ギトギトの新しい味として人気を呼んだ。ここで働いていた従業員が独立して各地に店を持ち、ホープ軒のDNAは子に孫にと枝分かれし、広く伝わって行く事になる。 以前アップした浅草の弁慶も、こうしたホープ軒からの独立組で、店主は堀切の立ち食い店から始めたという。 その堀切店や、現