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月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制… もっと読む
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#墨田区

掘っても掘ってもなくならない、夢の壺ビリヤニを食す!(カレーリーブス/錦糸町/南インド料理)

1年半くらい前だったろうか。錦糸町に南インド系と思われるレストランが新規OPしたので行ってみたら、板橋区時代の呑兵衛仲間に教えられていた、十条の名店中の名店が移転して来たものだったという嬉しい出来事があった。 実際に食べてみたところ、間違いなくハイレベルだし、CPも良いし、これはエスニックファンが多く訪れる錦糸町ならばあっという間に行列店になってしまうのではないかと思われた。 ……が、いつ通りかかっても意外と空いているっていう。 おいおい錦糸町民、もったいないだろ! な

錦糸町の焼き鳥屋NO.1が(アタクシの中で)決定!(鳥の小川/錦糸町/焼き鳥)

わたくしごとで恐縮ですが、お約束のようにまたどこかで何かを貰って来てしまったようで、過去2回のコロナ判定された時と似たような症状に悩まされており、鼻水・咳・痰・ノドの痛み・全身のだるさ・関節の痛みに頭痛……と、なかなかのフルコースを喰らっております。 発熱がそれほどではないのが救いですが、それでも38度前後はあり、おまけに食欲も細ってしまってもう大変。どんなに体調が悪くても食欲だけは旺盛なアタクシが食事する気にならないだなんて……。 という訳で、自分に活を入れる意味でも、

「こういうのでいいんだよなあ……」という気分になれる博多ラーメン(博多ラーメン ガツン両国店/両国/ラーメン)

当方、博多ラーメンと呼称されるラーメンや、豚骨ラーメンは大好物なのだが、「豚骨スープが濃厚であればいい」的な価値観に馴染めず、少々食べ飽きてしまっている感がある。 特につけ麺で流行った "濃厚豚骨醤油" など、すでに一生分食べてしまったと言っていい。それくらい飽きている。 んが、先に言ったように私は「博多ラーメン的な豚骨ラーメン」は大好きであり、そっちは不思議と飽きが来ない。インスタント麺ならうまかっちゃん、ベタなお店なら博多天神とかは今でも大好きである。 やっぱねえ、

台東~墨田区界隈で下町洋食のド鉄板といえばココ!(モンブラン吾妻橋店/本所吾妻橋/洋食)

ベタな洋食が食べたいなあという時にぜひ思い出して欲しい下町洋食の名店『モンブラン』。この店は小規模ながらチェーン展開(暖簾分け?)しており、浅草・吾妻橋・森下の3箇所に店を構えている。 今回訪れたのは、スカイツリーのお膝元かつ、隅田川を渡ったらもう浅草というナイスな立地も手伝って、いつも大入り大繁盛していらっしゃる吾妻橋店さん。本店の浅草の人気ぶりも凄いが、こちらも中々の人口密度だ。 モンブランの看板メニューはハンバーグで、ソースが数多く用意されており、それぞれ適当な(お

不治の病の治療のために我慢し続けていたのに誘惑に負けたアタイ……(超ごってり麺ごっつ 亀戸本店/亀戸/ラーメン)

やっちまったよ……。 このところ、ちょっと本気で不治の病(痔)の治療をしようと、激辛料理断ちをしていたんだよ。気付けば2年近くその手の料理には手を出さずに、禁煙かのようにひたすら耐え続けていたんだよ。 それがつい先日、女房と息子と別行動で晩御飯がひとりというタイミングで魔が差してしまい、亀戸の伏魔殿こと 『ごっつ』 に入店。 ちなみに、この 『ごっつ』 という店は過去にnoteで何度も何度も紹介しているので、いい加減「他の店の情報をよこせよ」と怒られるかもしれない。

酒場の完成形でありど真ん中といえばこのグループ(ニュー加賀屋 両国店/両国/居酒屋)

どこもかしこもちゃんこ屋だらけで、地元民が外食する選択肢が極めて限られている事で有名な墨田区両国。しかしそんな街にも(少数とはいえ)オアシスのような酒場が存在する訳で。 その代表的な存在がここ。ニュー加賀屋の両国店である。 加賀屋といえば、以前にも解説したが板橋駅エリアを発祥の地とし、気付いたら東京都内を中心に何軒も暖簾分け店が増殖した居酒屋のテンプレートのようなお店。"孫" まで入れれば、加賀屋のDNAの入った店は相当な軒数になるんじゃないだろうか。 で、この加賀屋グ

チェーン店ながら焼き鳥気分を存分に満たしてくれる良CP店(とり家 ゑび寿 両国店/両国/居酒屋)

私は生まれが東京の板橋区なのだが、板橋という土地は古くて巨大な商店街があちこちに残っている街だった。したがって生鮮品を扱う店や飲食店など個人商店が多数生き残っており、個人経営店から始まったそのエリア限定の小規模チェーン店なども目立つ、意外と起業チャンスの多い街だった。 そういう街に生まれ育ったため、旧ブログ時代(https://ameblo.jp/oharan/)には板橋の個人経営の飲食店ばかり紹介しており、「地域限定型グルメブロガー」なんてジャンルに括られていた。 やっ

気に入ったのは分かるが、あまりにも高頻度で通い過ぎているんじゃないか……と不安になるちゃん系の名店(邦ちゃんラーメン両国店/両国/ラーメン)

はい、今日もちゃん系ラーメンを決めて行こうと思う訳ですが! と、テンプレ的なノリだけで動画を量産している頭の悪いYouTuberのように始めてみたが、両国にできた "ちゃん系ラーメン" のお店にドハマりしてしまった助けて。 オープン前から「おらが街にもちゃん系が!」と気になって気になって、OP日になるや否やすっ飛んで行った訳だが、早くも全メニュー制覇。noteでもすでに2回も紹介済という、どんだけ嬉しかったんだよお前と我ながら恥ずかしくなる謎テンションである。 はてさて

[本日の社会福祉] あまりにも雑で好感度↑な激安アルコール飲み放題(てけてけ両国店/両国/居酒屋)

気圧変化のせいなのか寒暖差のせいなのか、メンタルに絶妙なダメージを負った台所番長のオレサマ。な~~んかもう全てにおいてやる気がおきなくて、外食で済ませてしまいたいのだけれども、そんなにお金は使いたくないし、だけど浴びるほど酒を呑んで悪いアタイになってしまいたいし…… そんな想いを抱えながら両国駅前を歩いていると、ふと目に止まった見るからに「お安そう」な生ビール180円の文字。それに釣られてふらふらと階段を上がり、チェーン居酒屋という子連れ家族が行くにはあまり褒められたものじ

地元のお気に入りのラーメン屋さんで炭水化物地獄を楽しんでみた(邦ちゃんラーメン 両国店/両国/ラーメン)

つい先日、オラが街・両国にちゃん系ラーメンのお店がオープンしたと嬉々としてご報告さしあげたばかり。 思った以上にノスタルジックであり、お値打ち価格で食べごたえ抜群な社会福祉的な経営方針であり、一発でお気に入りになってしまったのだが、唯一の心残りは「最初から全力トッピングし過ぎた」こと。 正直、初回に頼んだチャーシュー麺は美味しかったのは間違いないのだが、具が多すぎて軽くフードファイト的になってしまい、味の細部まではよく分からなかったのだ。 特にチャーシューから溶け出した

最寄り駅のない辺鄙な場所なのに何故かバズった町中華(中華料理 菜来軒/墨田区石原/町中華)

息子を連れてよく行く銭湯(墨田区・御谷湯)のすぐ近くに、外見は "中々" なのにいつも繁盛している町中華がある。 よく「錦糸町の町中華」として紹介される事が多いのだが、住所的には墨田区石原の蔵前橋通り沿い。錦糸町駅が一応の最寄り駅ではあるものの、土地勘がないと15分くらい歩かされるかもしれない。 私はだいぶ後になってから知ったのだが、どうやらこの店はTVやYouTubeで何度も紹介されている、炒飯の名店なのだそうな。 よく店の前は通りかかるものの、ほぼ銭湯目当てであり、

絶妙な立地!味もヨシ!コスパもヨシ!な錦糸町のもつ焼き屋(もつ焼 大喜/錦糸町/もつ焼き)

錦糸町駅から徒歩数分、京葉道路沿いの江東橋のすぐ近くに、以前から気になって気になって仕方がないもつ焼き屋さんがあった。 お世辞にもキレイとは言えない外観なのだが、常にお客さんで賑わっており、機会があったら入ってみたかったのだが、子連れで入れる店なのか分からなかったため中々チャンスがなかった。 もつ焼き屋のような完全大人向けの店って、子供が入れない店が多いのよねえ。好物を聞かれて「シロのタレ焼き!」と即座に答えるアホな息子を持つ親としては非常に難儀な話である。 それがある

正統派でもあり、オリジナリティもあり、侮れない両国の町中華(大宣/両国/町中華)

大江戸線の両国駅近く、改装工事中の江戸博の目の前に、昔からやっているレトロな町中華がある。 ご覧のように、間口が非常に狭く、お世辞にもキレイとは言えない外観なのだが、常連客が多く賑わっている人気店だ。 中はうなぎの寝床のように奥に長く、入り口付近はカウンター席だが、奥にはテーブル席も。メニューはラーメン系、焼きそば系、餃子や定番中華メニューに、オムライスやカレーライスが加わってくる「これぞ町中華!」といったラインナップ。 ちょっとお得なセットメニューもあるのだが、店が推

これぞ「蕎麦界の二郎」不揃い極太蕎麦を堪能(角萬 向島店/墨田区向島/蕎麦)

浅草~三ノ輪エリアを中心に、一風変わった蕎麦があるのをご存知だろうか。角萬という老舗の蕎麦屋で出している名物の "肉南蛮" がそれなのだが、これは日本人が好むであろう蕎麦とは全く逆のベクトルへ突き進んだとても面白い逸品なのである。 という訳で、今回は墨田区向島の角萬にお邪魔した。大量の蔦が絡まった外観が中々の佇まいである。 角萬は台東区竜泉に本店があったのだが、そこから親族を中心に暖簾分けして向島や本郷に店を増やしたようだ(現在はさらに何店舗かある)。 ただ、この角萬に