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月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制… もっと読む
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#グルメ

たかさご家 日の出町店

前回アップした鶴見の洋食屋さんに行った日の夜、オレ様は仕事で日の出町にいた。しかも日の出町の中でも特に濃厚な場所、いわゆるゲイ専用のエッチなムービーを流している光音座があったり、ストリップ劇場の横浜ロック座があったりする一画に。 そこでちょっと小腹が減ってしまい、仕事前に何か食べとくかとあちこち徘徊した結果、桜木町寄りの商店街っぽい通りに気になる立ち食い寿司を発見。しかしそんな店に入ってしまったら痛飲してしまい仕事どころではなくなってしまう。 やはりここは無難にラーメンな

蒲田餃子の名店であまりにも衝撃的な餃子と出会う(金春本館2号店/蒲田/中華)

家族揃って餃子スキーな我が家は、近頃蒲田の羽根つき餃子の開拓にハマっている。 とはいえ、まだニーハオと金春新館に行っただけなのだが、この時点でどういう物なのかは把握できた。 この日は日曜日で、鶴見で墓参りをする予定だったのだが、鶴見駅で降りても日曜日の昼間にやっているという制約の中で店探しするのは厳しく、「じゃあ蒲田で降りて昼飯食べるか」という話に。 蒲田駅周辺をフラフラしつつ良さげなお店を探していると、金春の支店を発見。本館だの新館だの色々とあるが、ここは本館の、さら

[イタリアンもあるで!] 滝野川の老舗酒場に20年ぶりの突撃(松月/北区滝野川/大衆酒場)

JR板橋駅のすぐ近く、北区側の旧中山道沿いに老舗の酒場がある。私が住んでいた板橋区側から見ると踏切を超えねばならないため、なかなか足が向かなかったのだが、昔から常連客で席が埋まっている人気店だ。 昭和40年頃からやっていると聞いた事があるので、この一帯に多い「何かしらの元祖や1号店になったお店」と同級生という事になる。 ちなみに「何かしらの元祖」について具体名を出すと、居酒屋チェーンの加賀屋はこの近辺が発祥の地であり、そのキッカケになったモツ焼き屋の喜多八は今も元気に

中本で北極の火山に初挑戦……したものの(蒙古タンメン中本 錦糸町店/錦糸町/ラーメン)

昨年末のこと。生粋の板橋っ子の持病である「とにかく中本が食べたい病」の発作が出てしまった私は、女房と2人で錦糸町のオリナス近くにある中本を訪れた。 ちなみに、この錦糸町店は亀戸店を閉めて移転して来たお店。両国在住の私からすると、1駅近付いてくれたので非常に有り難い。お陰で自転車圏内に御徒町・錦糸町と2軒も選択肢が出来た。 板橋時代も、中本が食べたい時は大山から上板橋の本店や池袋西口店に自転車を飛ばしていたので、走行距離は大して変わらない……どころか、むしろ近くなったかもし

2020年の年越しそばハシゴ大成功!

墨田区に引っ越して以来、我が家は年越しそばをどこで食べるべきか毎年悩みに悩んでしまうのだが、今年もいつものごとく「そういえば今年はどこで年越しそば食べるの?」から始まり、あれはヤダこれはヤダとなり、気付けばランチタイム突入。 このままでは蕎麦切れで途方に暮れかねないという事で、とりあえずGoogleMapで評判の良さそうな近場の蕎麦屋を巡ってみようという、最も芸のない話に。 これが板橋時代だったら、ネットの評判なんか関係ない、足で稼いだ名店情報がいくらでも蓄積されていたの

松屋のビーフシチューが美味しかったので、ステーキ屋松でハッシュドビーフを食べてみた(ステーキ屋松/三鷹/ステーキ)

2週間ほど前に「松屋の1,000円近くするビーフシチュー悪くなかったで!」という記事をアップした。 「やっぱ松屋はここ一番の時に本気を出すよなあ」と感慨にふけりつつ、オレ様は思った。「松屋でこれならステーキ屋の方はどうだろう?」と。 ほら、あの手の大きなグループって、業種をまたいで似たような限定商品を展開したりするじゃん。 そんなこんなでやって来たのは三鷹のステーキ屋松さん。半年ほど前にたまたま三鷹で仕事があり、その時に初めて利用してみたのだが、思った以上に悪くなかった。

よくよく考えてみたらここで食事するの20年ぶりな気がする……(ボーイズカレー/神保町/洋食)

ある日のランチタイムをちょいと過ぎた頃の神保町。ヤボ用を済ませた私はお昼ご飯をどこで食べるべきか思案していた。 まんてん・南海・カロリー辺りはしょっちゅう行くし、町中華って気分でもないし……。 と、頭を悩ませながら彷徨っていると、気付けば神保町の西側の専修大学エリア(ほぼ九段下)まで来てしまっていた。 大好きな店が無くなる一方の神保町だが、実はこっちの方は真っ先に好きだった店が片っ端からぶっ潰された土地だったり……。 まず、靖国通りと専大通りがぶつかる交差点に、小綺麗

とあるベタな1品を食べただけで惚れ込んでしまった浦安の中華屋(泰興/浦安/中華)

ある日のこと、ひょんな事から浦安界隈で夕飯を食べる事になったのだが、あいにく千葉方面は殆ど情報がなく、仕方なく「グーグルマップでそこそこ評価が高くて、近くて、あんまり高くない店を探す」という情熱の欠片もないお店選びをする事に。 その結果「ああ、ここ無難そうじゃん?」という中華屋が見付かったのだが、結論から言うとそこは「そんな失礼な扱いをしちゃならねえ!」という、深堀りしたくてウズウズするようなお店だったのだ。 こちらがその泰興さん。場所は浦安駅からほど近い、東西線の高架下

見せてもらおうじゃないか、松屋の本気ビーフシチューとやらを!

数日前からネットで話題になっていた松屋の冬季限定ビーフシチュー。カレーやステーキの専門店を持ち、そのこだわりの味に(実は)定評がある松屋だけに、このビーフシチューの完成度に期待する人が多かったようだ。 折角なので、こういうお祭りごとには率先して参加せねばという事で、さっそく松屋ビーフシチューを食べに行ってみた。 ……が、松屋で900円だの1000円だの払うのって勇気がいるよね。なんせ牛丼2杯分より高いんだからね。 で、ライスとのセットが890円でライス大盛り無料。定食に

今年最後の「もっと早く入っておけば良かった……」は多分ここ(小松/錦糸町/大衆酒場)

錦糸町南口のプチアーケード街に、何年も前から気になって仕方のない酒場がある。ところが、今や錦糸町は荒井家にとって家族でお買い物に来る街であり、中々ひとりで酒場に入るタイミングに恵まれなかった。 また、ひとり飯のチャンスがあっても錦糸町は選択肢が多すぎ、どうしても他のお店に吸い込まれてしまっていたのである。 という訳で、やっとの事で小松に来れた~~。 入り口がガラス戸ではなく、厚手のビニール(?)のペラペラってのがたまらない。聞くところによると、ここはかなり古株の酒場で、

一杯引っ掛けながら心の中で「いいなああぁぁぁ~!!!」と大絶叫した川崎の関所(丸大ホール/川崎/酒場・食堂)

先日、リンガーハットでつけ麺を食べたという話をアップしたが、実はあの日は川崎で一日仕事だったため、全ての用事が終わるとすっかり夜になっていた。 この日は京急川崎駅周辺をうろちょろしていたので、素直に家に帰るのではなく、折角だから適当な店にしけ込もうと決意。 だが、あいにく京急川崎駅の周りは真新しい商業ビルばかりで、チェーン系の店と思われる飲食店ばかり……。 なんて思っていたら、駅の何本か裏の通りに「これじゃん!?」と妖怪アンテナが反応するお店を発見。ちょうど出て来る客が

たまたま出会ったリンガーハットの店舗限定メニュー『鶏白湯つけ麺』がCP良くてステキだった

たまたま川崎駅周辺でお仕事をしていたある日のこと、変な時間にお腹が減ってしまったので、何でもいいから食べたいモードに。 すると京急川崎駅前でリンガーハットを発見。こりゃいいじゃんと入店し券売機の前に立つと「店舗限定・鶏白湯つけ麺」なる文字が。 しかも麺の量を3段階から選べて550円という低価格! リンガーハットでつけ麺やってるなんて聞いた事もなかったが、これだけお値打ちなら外しても痛くはなかろうとポチり。 だが、オレ様は数あるチェーン店の中でもリンガーハットは大好きな

立ち食いそば不毛地帯に気になるお店がオープン!(生そば玉川 錦糸町駅前プラザビル店/錦糸町/立ち食いそば)

賑わいの割に立ち食い蕎麦に恵まれていない錦糸町。お隣の両国から秋葉原にかけては立ち食い蕎麦天国なので、何とも不思議な落差を感じてしまう。 そんな立ち食いそば不毛地帯の錦糸町に、気になるお店がオープンした。 しかも出来たてほやほやの駅前巨大商業ビルの路面テナントという謎の好立地。なんでこんな場所に新規の立ち食いそば屋が入れたのだろうか……。 真新しい店だけあってショーケースもピッカピカ。そばメニュー各種に、カレーや牛丼などご飯物もいくつか。 また、ちょい呑みにも対応して

日暮里の粉物の名店で大好きなつけ麺を喰らってみた!(京の華/日暮里/中華)

調べてみたらこの店は去年の4月に紹介済なのだが、本当に良いお店なので再度ご登場願う。 息子をワンオペで面倒見ていたある日、ふと思い立ってママチャリを飛ばして日暮里方面へ遊びに行った。 当初の目的は銭湯巡りが趣味の息子と日暮里の斉藤湯へ行く事だったのだが、その前に夕飯を済ませてしまおうという話になった。 で、日暮里と言えば私が愛してやまない粉物の名店がある。それがこの『京の華』だ。 この店の他にも日暮里には馬賊という微妙に被る名店があるのだが、私はこっちの食堂感がたまらな