【マルちゃん正麺マンガ炎上問題】東洋水産が理想的な対応を世に示してくれる

ボクがお金持ちだったら東洋水産の株をしこたま買ってる

ほんの何日か前に記事にしたマルちゃん正麺のプロモーションマンガが炎上しているという件が、実に理想的なゴールに辿り着いた模様。

まずは事のあらましをこちらでご確認ください。

極端に掻い摘むと、いつものフェミテロリストもしくはフェミクレーマーが、マルちゃん正麺がPR用に公開していたマンガが気に入らないと騒ぎ出したというお話だ。

連中の言い分と、それの何がおかしいのかについては、上の記事に書いてあるのでそれをご参照いただきたい。


この件について東洋水産は「続編の公開は延期」と受け取れるアナウンスを発し、私達ギャラリーをハラハラさせてくださったのだが、騒動が起きてから3日ほどで「素晴らしい!」と思える答えを出してくれた。

非常に短い文章ではあるのだが、これは過去に様々な企業や出版社やイベント主催者らがあちこちでヤラかして来た「vsフェミ戦線における失敗の歴史」とは全く違う。「これこそが理想の姿」と言っても差し支えない完璧な内容である。

何がどう完璧なのか

どうしてこれが "完璧" と言えるのかについて少々解説しておこう。

この度、弊社プロモーションである「親子正麺」に対して様々なご意見を頂戴いたしました。
いただいたご意見を真摯に受け止め、次回以降の内容を精査したうえで本作品の公開を11月25日(水)に再開いたします。

まずこの文章の中で、東洋水産は一言も謝っていない。これが何より大事だ。謝罪の言葉を書かないという事は、何も悪い事をしていないという意思表示なのだから、最重要ポイントだと言っていい。

そして作品を引っ込める事もなく、当初の公開日よりは遅れるのかもしれないが、再開すると断言している。

また、そうは言っても「一応苦情を無視した訳ではないぞ」と釘を刺しておく事も忘れていない。

さらに、東洋水産の対応の素晴らしさは別のツイートにも現れている。

見てこの「責任はウチが被る」「作画しただけのマンガ家やイラストレーターに突撃すんじゃねえぞ」という漢らし過ぎる言葉。

こういうアナウンスを発している企業がある以上、狂人クレーマーが作家個人を狙って粘着攻撃しようものなら、"法的処置" という展開になって当たり前である。

これまでの炎上騒動では、企業がこのようにどっしりと構えてくれなかったお陰で、末端の絵を書いただけとか、文章を書いただけなんて弱い立場の表現者らが酷い目に遭って来た。中には粘着攻撃に心を病んで失職したと思われる方までいる。

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