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垣間見えた浅草橋の闇……これは一体どう評価すべきか……(トロ/浅草橋/BBQ・シュラスコ?)

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つい先日、息子がスポーツ大会で良い活躍をしたので、ご褒美に外食する事になった。主役の息子に何が食べたいか聞き取ってみると、どうもシュラスコがお気に召しているようだったので、近場で店を探してみたところ、浅草橋に1軒あるという。

メニューを見る限り超激安で「ん?」とも思ったが、すんなりと予約も取れたので、何事も前向きに考えとりあえず向かってみる事に。

だがしかし、店に入る前からイベント盛りだくさんだった。

まず、店名は『トロ』といい、場所は浅草橋駅と秋葉原駅の中間辺り。三井記念病院のすぐ近くで、大通り沿いに飲食店が固まっているエリアだ。

しかし現地についてもそれらしい店が見付からない。


「あれ~~???」と思いつつ、WEBに載っている住所に建っている雑居ビルをよく観察してみると、2階に小さく「BBQ・シュラスコ食べ放題」の文字が。


「2階なの?」と、ビルの周囲をグルっと回って入り口を探すも見付からず。強いて言うならば1階のカレー屋の脇にあったこのあまりにもボロボロ過ぎる階段が2階へ続く唯一のルートだったのだが、登ってみたところ店の入口などなく、絶対に踏み込んじゃいけないオーラが漂っていた。

一体どういう事なのか店の前で再度住所を調べ直していると、1階のカレー屋からスタッフが出て来て「アライサン?どぞ、こちらヨ!」と満面の笑顔でお出迎え。

いや、あの、この『金カレー』という店名は……。

「キョウとくべつネ!コッチでやりますヨ!」

折角の息子が主役の日になんてもんを掘り当てちまったんだと後悔するも、お腹は減っている訳で、仕方なく地雷だと分かっていながらも入店。女房とこっそり「ダメだったら最低限だけ食べてラーメン屋でも行こうよ」と打ち合わせする事も忘れない。

こんな "妙なガイジン店" だらけだった故郷の板橋区を離れて墨田・台東エリアに引っ越したというのに、こっちでもこんな板橋流の店に出会ってしまうだなんて。


という訳で、シュラスコの看板を掲げたどこの国の人が経営しているのかも分からないカレー屋でシュラスココースを食べるハメになったのだが、この店のBBQシュラスココースというのは飲み放題と食べ放題がついて3,380円と意味不明に安い。

この安さに釣られて店を予約してしまったのだが、店内に入ってから色々とルール説明を受けた。

なんでも、コース料理の1~9までを一通り食べてからじゃないとお代わりは出来ないらしい。しかもお代わり出来るメニューも限られており、BBQ・シュラスコはお代わり不可というギリギリアウトなルール。

いや、お前これダメだろ。
消費者庁事案だろ。


流石にこれは日本ではやっちゃいけない手法だよと怒って帰ろうかとも思ったのだが、お酒のメニューが意外と充実。「ビールも含めて飲み放題だったら、料理が最低限の味でさえあってくれたら居酒屋としては悪くないのでは?」と感じてしまった。

……とりあえず何品か食べてみるか。

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