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アレクサンダーテクニーク教師がフツーの専門職になるために

今年の大きなイベントがちょっとずつ出揃ってきています。

やはり出版の影響は大きいもので、思わぬところからお声がかかったりしますのでありがたく、できるだけ前向きにお受けしていきたいと思います。

一昨年はテレビにまで出ましたが、台本棒読みのところはすべてカットされていたからよかったのやら惜しいのやら。

さて、僕が露出しているあいだになんとしてもアレクサンダーテクニーク教師をフツーの専門職にしようと企んでいます。

どんな切り口だったりすると取っ付きやすいのかな?などと歩きながら常に考えてたりします。

アレクサンダーテクニークって内容を聞くところまで行くと興味を持たれる方が多いのは分かったのですが、まだまだ誤解もあるし、依然として敷居が高いところもあるようです。

僕の所に来たずいぶん多くの人が「演奏家しか受けられないと思ってました!」と言われてました。

もったいない。受けたかったんですね。

僕の場合姿勢本を出した事で、お問合せのハードルがぐっと下がったのでしょう。「姿勢がよくなる」って、「体の使い方を学ぶ」とかよりずっとストレートにご利益が分かりますもんね。

姿勢に限らず他の言葉でも、人って関心に結びつかないと興味が湧かない…メディアで色々表現を変えながら、どうしたら人に届くかなと思っています。

専門家って、例えば税理士さんだったら税金のこと、帳簿のこと、社会保障に関する公的資料のことがわからない人を助けられますよね。

人はなにで困っている時、アレクサンダーテクニーク教師に助けを求めるのか…それの対価を払って満足なのはどのくらいか…

専門職って、何の役に立つかハッキリしてますよね。アレクサンダーテクニークは、まだまだそこが定まっていない気がします。

関係者は定まっている感じがしているようでも、社会全体に通じるものとしてはまだそこが成立していない…だから教師も教師を求める人も手探りなのです。

出版は一般理解の着地点を絞っていくチャンスだと思っています。

これが欲しい!に任せて!と応えられる環境をつくるには…場所とか人材というより、まずはお伝えする表現かな。

そんな所から考え直しつつ、アレクサンダーテクニーク教師がフツーの専門職になるための道を模索している今日この頃です!

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