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やっといけたぜ交通公園

いつ寝たのかもわからないままソファで目覚める午前9時。普段の土曜より3時間ほども早く起きてしまったので、二度寝も視野に取り敢えず歯を磨く。案の定完全に覚醒してしまい、二度寝をする感じではなくなった。

上の子は熱心にドラえもんの映画を鑑賞中(最近ドラえもんブーム)で、下の子は妻にくっつき、邪魔をしながら歩いている。平和な我が家で平和なまま過ごすのも悪くないが、天気は良く、しかも暑すぎない。つまり絶好のオデカケ日和ということであり、どうせならそんな青空の下で過ごせる場所が良いだろう。

ということで、事ある毎に連れて行けとせがまれる交通公園へ、およそ2年ぶりくらいに繰り出すこととなった。そうと決まればグズグズしてはいられない。念願の交通公園ということで、上の子は映画の中断も辞さない構えで準備に臨む。

雲は少し多いけど…

バタバタした割には予定のバスに乗り遅れ、少し時間のかかる電車で目的地へと移動する。目当てのラーメン屋は残念ながら潰れており、途端に昼食難民と化した我等は、何となく目の前にあったファミレスで腹を満たし、これからの疲労に備えた。

早目に食べ終えて買い物を済ませた私はバス停で待ち、ギリギリにやってきた妻と子供達をバスで公園へ向かわせたが、下の子がファミレスに帽子を忘れていたということで、再び私は別行動となった。しかも公園まで徒歩で移動せざるを得なくなる。

公園で合流すると、上の子はアレしたいコレしたいが渋滞気味だった。下の子は考えるよりまず遊ぶといった感じで、早くも小さな車に跨っている。

取り敢えず上の子をおだてて補助輪付き自転車に乗らせ、小さなサーキットで走ってもらった。保育園では三輪車で練習をしているようだが、やはりまだまだぎこちない。コツさえ掴めば簡単とは言え、それがわからないと難しいのが自転車だ。ヨロヨロと頼りなく走るのみであったが、本人は誇らしげなので良しとしよう。前向きなのは良いことだ。

そこからはとにかく遊び尽くすといった感じで、私は足漕ぎ式ゴーカートで園内を4周させられ、レンタルサイクルでは下の子を乗せた状態で隅から隅まで走らされ、ブランコに付き合わされ、大型の滑り台では写真撮影を要求され、最後はアイスを買わされた。

セブンティーンも高額になったものだ…

親子ともどもデロデロに汗をかき、ヘトヘトになりながら少し歩いてクールダウンした。

そう言えば初めて子供を乗せた自転車(非電動)を運転したが、意外と違和感なく走ることができた。元々自転車に乗るのは好きなので、川沿いのサイクリングコースでは非常に気持ちの良い風を浴びることができた。上の子のヨロヨロ補助輪自転車のサポートを余儀なくされた妻は、風を感じるどころではなかっただろうが…。

そして下の子はスピードに全く臆することなく、速度を落とせば「ハヤクナイ…」と文句を言う始末だった。将来が少し心配だ。なかなか思うように漕げなかった上の子も心配だったが、家に帰ると「じてんしゃが、いちばんたのしかったな!」と満足そうだった。頼もしい。

全然関係ないけど、この帽子ほしい

子供達はそれぞれにそれぞれのタイミングでグズる場面がチラホラだが、同時にグズることはなかった。そういえば普段からそんな感じだ。グズられると単純に面倒ではあるものの、まだラクな方なのだろうと思う今日このごろだ。

そんな子供達は寝る直前までテンションの高い状態だったが、やはり疲れていたのだろう。気付けば2人で寝息をたてていた。皆おつかれ。

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