今年も行ったぞ「ウルトラヒーローズEXPO 2023 サマーフェスティバル」

画像1 上の子の誕生日が近い。ということで、せめて夏休みらしくオデカケをしようと、家族で池袋へと向かったのだ。
画像2 池袋は俺が守った!と言わんばかりのブレーザーが待ち受けるサンシャインシティ。池袋駅から結構歩く上に、サンシャインへ到着してからも会場までは結構遠い。今日も今日とて外は暑く、我々は既に汗だくだ。
画像3 会場へ到着すると長蛇の列。時間指定の予約をしていても長蛇の列。口々に不平不満を漏らす子供達。辺りを見渡せばお行儀よく時を待つ大きなお友達ばかりである。あまり文句ばかり言っているとウルトラマンに討伐されかねない。
画像4 既にお昼寝の時刻をゆうに過ぎた子供達の不満が限界に達する間際、漸く我々は入場を許された。大人は既にヘトヘトだ。しかし会場を見て回るよりもまず、ウルトラショットへ向かわねばならない。行列に次ぐ行列。しかし子供達の期限は動くウルトラマンゼットの姿で上向きになっていた。しかし上の子はブレーザーとの撮影を楽しみにしていたようで、「ゼットとは とらない!」などと言い出す始末…。
画像5 直前でビビり出した下の子を急遽私が抱き上げ、親子でゼットと撮影することになった。上の子はまた少し機嫌が悪くなってきた。しかしそんなことは気にしていられない。改めて会場の入り口から見て回ることにした。
画像6 会場内の展示は所謂ニュージェネレーション世代のウルトラマンばかりであり、即ち私がよく知らないウルトラマン中心となっていた。従って知っているのは怪獣ばかりであったが、それでも子供達は真剣な眼差しを展示に向けており、極めて静かにそしてゆっくりと会場を進んでいた。
画像7 掴まっているクセにカッコつけてるゼロが何だか笑えたのだけれど、これはメモリアルなシーンの再現なのだろうか。平成ウルトラマン空白の時代を単身で切り抜けた苦労人であることを最近知ったのだが、まだあまり彼のことを好きになれていない。ナナヒカリ…
画像8 ジオラマの細かなディテールに目を向けると、意外と面白い看板やミニチュアの数々に心惹かれる。そんな物撮ってる暇があったらウルトラマン撮れよ!と子供達に思われていそうだが、お父さんは彼らのことを知らないのだ…。
画像9 そんなお父さんもゼットは全話きちんと視聴した。放送開始前から大好きなエースとの血縁関係を疑っていたゼット。結果的にエースは名付け親というだけだったが、それでも惜しみなく光線技を繰り出すエースの姿を観られたのは感動モノだったし、ゼットの造形も変身するハルキ君のキャラクターも良くできていた。ただデルタライズクローとカッコ悪く改造されたキングジョーだけは見ていて何だか悲しかった。
画像10 ジオラマの中を走るカネゴン列車にスマホを載せて撮影するという新しい試みは非常に面白そうだったが、順番待ちをすることはできなかった。何故ならばヒーローショットにブレーザーが登場したからだ。上の子の期待に応えてやらねばならない。再度数千円を消費することになったとしても…。
画像11 無事に撮影を終えてニッコニコな上の子の手を引き、ブレーザーの展示コーナーへと移動。展示会場自体がジオラマ仕立てになっているという新しい試みには、在りし日の円谷精神を感じた。
画像12 それはこのSKaRD隊員デスクの展示にしても同様で、実際作中で使われたものかどうかはともかくとして、各隊員の個性的なアイテムも含めて充分なリアリティで展示されていた。
画像13 デスクには各隊員直筆(多分)のメッセージも貼られていた。
画像14 間近で見るとやはりnerf感が否めない銃器類であっても、こうやって並べられると説得力が増す。
画像15 男の子は幾つになっても(自社調べ)、こういった設計図やら細かな設定やらに心躍るのだ。
画像16 こんなメモも張り出されていたし…
画像17 多分役に立たない内線番号なんかも掲出されていた。どう考えても子供達が喜ぶ展示ではない。オジサンは好きだけど。
画像18 一方で子供達に人気のアースガロン。今風によく纏まったメカゴジラだなぁと改めて感心してしまう。
画像19 そして肝心のヒーローショー。今年もまた後ろの隅の方で鑑賞することになってしまったが、それでも子供達は大興奮だった。去年は泣き出した上に寝てしまった下の子も、今回は最後まで楽しそうに応援していた。
画像20 「BLAZAR」の文字が何だか少しパチンコっぽい。
画像21 ニュージェネを殆ど知らないオジサンにとっては何だかよくわからない話であったけれど、いつも通り子供達の「ガンバレー!」を耳にすると、あぁやはり良いものだなぁと思えてくる。普段は暴れん坊で言うことを全然聞こうとしない下の子は、何故か真剣にそして大真面目に声援や拍手を送っていた。我が子の成長をこんな場所で感じることになるとは思ってもいなかった。
画像22 ウルトラショットもヒーロー整列時も基本的にブレーザーは仁王立ちでほぼ動かない。塩対応中の塩対応キャラとなっているわけだが、何故こんなキャラ付けになったのだろうか。変身後もゲント隊長の意識は残っているはずなのに…何故…?
画像23 物販コーナーは何周させられたかわからない。基本的に私は会場限定と銘打っている商品以外を買う気がないのだけれど、子供達はそれら以外を欲しがるのだ。
画像24 地獄の物販を終えた後は、暫しの安らぎ。リンゴジュースに刺されたストローの頂点には、何故かマシュマロが。
画像25 アイスの上には、恐らく物販で見かけたクッキー。
画像26 上の子はクッキーのブレーザー以外を大事そうに慎重に齧った挙句、最後は妻に渡していた。味は好みでなかったようだ…。
画像27 缶バッジ代を差し引いても割高感が否めないこれらの商品だが、これもまたこういう場の雰囲気を味わうものだと思って納得するしかない。財布は全く安らぎを得られなかったが、我々は会場を後にした。
画像28 最後に戦利品の数々。我が子の守備範囲が広いために、一部プリキュア等が混入している。来場者に配布されていたSKaRD隊員証は意外とシッカリした作りだったことと、先行販売と謳われていたアクリルキーホルダーにシレっと混ざるグリッドマンが印象的だった。グリッドマンは印象が強すぎて衝動買いした。一家全員で疲労困憊の暑い一日だったが、また来年も同じように一家で楽しむことができるだろうか。

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