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  • 【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)

    黙劇さんと漫画や絵についてお話しました。 前半はこちら(黙劇さんブログ https://mokugeki.hatenablog.com/entry/2023/07/05/202956)で読むことができます。 [ 黙劇 ] 漫画「sister.」、詩集企画「sea.」など [ もちだころ ] 地元漫画「まつかぜ」、同人誌表紙など

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    地元での子ども時代を漫画にしようと思います。ゆっくりでも続けていければと思います。よかったら見てください。

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紙の本を作りました

こんにちは。2月になって寒い日もありますが、今日はあたたかい日曜日でした。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 noteやtwitterでパラパラと漫画を公開してきましたが、地元漫画『まつかぜ』と、社会人になってからぱらぱらと描いてきた小作品をまとめた『生垣にパスタ』を、紙の本にして頒布することにしました。 まずは2/19(日)に開催されるコミティア143(サークル:け20a[おもちメイト」)で、そのあと気長に通販しようかと考えています(たぶんBASEです)。 2023/

    • おしごと7か月

      8月から新しい仕事に就いて7か月が過ぎた。 残念なことだけど、とても辞めたい。 就職前には「働くのは嫌だけど、まあいいか」くらいに思えれば御の字、と考えていた。それで2、3年働いて、またその後どうするか考えたらいいと。そうはなっていないのが現状だ。 特に6か月を過ぎてから、辞めたいという気持ちが隠せなくなっている。自分の人生を犠牲にしていると感じる。 思い返してみると、最初のうちから業務や人間関係で違和感や合わないと感じることが常にあった。逆に意外と合っているとか、面白

      • 餅つき

        いつも年末年始の休みには30日に実家に帰っている。 本当は31日にして自分ひとりの休みを増やしたいという気持ちがあるんだけど30日に行われる餅つきに合わせて帰っている。 1月1日に雑煮を食べるためには31日に餅を切る必要があり、つきたてから固まるのを待つ必要があるので前日の30日につくことになるのだ。 私は餅が好きだ。餅つきは家庭用の餅つき機でやるんだけれど、昼の光の入る台所で終始湯気をたてながら蒸かされるもち米も、ぶるぶる震えながらだんだん餅化していく様子も、最後なめら

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          酩酊

          今日は従兄弟夫婦が京都に来ていて、いつも自分だけでは行かないようなお店に行った。美味しくて、そこには自分の知らない社交があってありがたい気持ちだ。 私が転職して京都に引っ越して3か月だ。 それが失敗か、成功かわからない。 仕事は想像以上に過酷で、おそらく自分の性質にはあっていない。 相変わらず休み明けの仕事はこわい。 それでも以前の怖さとは質が変わったようだ。 ひとつ思ったのは、私は馬鹿なのでググって最上と思われるような選択はできない、ということだ。 「ググレカス」という言

          散歩

          もっと派手でおかしな服装で毎日を過ごしたい。 特に納得していないのにへらへら頷きたくない。 誰かに評価を下されたくない。 そんな風に思ったら、ちょっと長い散歩に出よう。はじめての道を。 民家の軒先のダサい花。 そういうものにとても惹かれる!でもそんな話は職場の誰にもしない。 そう山を越えて水辺に行こう。 水辺が好きだから。そこに向かって歩く。 誰も居ない明るい山道。 熊は居るだろうか。心臓がちょっと縮まる。けど誰も居なくてのびのびする。 テレビでロックスターが「あい

          若い気持ち

          サニーデイサービスの昔のPVを観ていて、少しだけ「若いころにもどりたい」と思った。 サニーデイサービスを好きにななったのがちょうど今頃の季節で。 肌寒くなってきて胸がスーッとするような感覚が恋に近い。 転職を決めてからのこの一年弱、少し若いころの感覚が戻ってきているような気がする。 それは、好きなように面白いことやろうよ、という気持ち。恋愛や結婚へのタイムリミットから解放された気持ち。可能性が開けているような錯覚。 実際には若さは失うばかりなのに。 おかしなもので。

          歯が痛いみたいだ

          なんだか歯が痛いみたいだ。 歯医者に行かないといけない。 市役所に書類を出さないといけない。 その前に免許証のコピーをとらないといけない。 シンクには納豆を食べた皿がそのままで、洗わないといけない。 キッチンの換気扇にシートをつけないといけない。 洗濯槽の掃除をしないといけない。 ベランダで死んでいた虫をどかさないといけない。 白髪染めの予約をしないといけない。 郵便局に再配達の依頼をしないといけない。 お菓子を食べ過ぎないようにしないといけない。

          歯が痛いみたいだ

          かき分けられるべき草

          「世間」みたいなものの外側に出てしまっているかもしれないと考え始めたのはいつからだろう。仕事も家庭も順調そうな学生時代の友達と縁が切れてしまったとき。いくつかのコミュニティに入ってみてもあまりなじめないとき。スポーツやグルメの話題に全然のれないとき。逆に自分の好きなものについては全然のってもらえないとき。 まあよくあることで、「世間の外側」なんて言ったら大げさだろう。 私が子供のころは、みんなだいたい同じテレビ番組をみていて、学校でもそんな話をしていたと思う。当時だって「

          かき分けられるべき草

          心のかたち

          昨日はこれから三連休という金曜日で、めずらしく映画を観ることにした。明るい部屋でビールを飲みながら力まずラフに。平成初期のビリビリのブラウン管テレビで見てるみたいな、昔のダイドーの甘ったるい缶コーヒーみたいな、古いホテルのエレベーターの匂いみたいな、もったりとした映画をぼんやり観たい。そう思ってアマプラで探したけど、普段映画を全然観ないので上手くみつけられず、結局消去法で適当に選んだ。『ミッドサマー』という映画で、観た後に検索したらホラー映画だった。 ホラー映画だと思って観

          引っ越して一か月

          川崎から京都の端っこに引っ越してきて一か月。住む街が変わり、部屋が変わり、耳に入る言葉が変わり、仕事が変わり、日々会う人が変わった。まだまだ慣れないことが多いけど、少しは落ち着いてきた。長い一か月だった。 こちらに来てうっすらと壁を感じるのは、笑いと人の距離感だ。 関東に居た頃の私の周りの笑いというのは、そもそも存在感が薄かったし、ちょっとウィットの効いたことを言ってくすっと笑う、みたいな感じだったと思う。それがこちらに来てからは、みんな明確にボケたりツッコんだりしている気

          引っ越して一か月

          白い食べもの

          このあいだ「好きな食べ物はなんですか」という質問に「白いもの」と答えた。 餅、チーズ、ヨーグルト、パン、マッシュルーム、里芋、とろろ 白くて均一なものが好きだ。 嫌いなもの。 トマト、キュウリ、スイカ、サザエ、エビ ごちゃごちゃしていて種や殻などを口に入れるのがいやだ。 みかんの白い筋をきれいに取り除きたい。 こんなことで良いのだろうか? もっと複雑さや混沌を愛すべきではないのか? 関東から関西に引っ越してきた。 標準語は平板で、関西弁は起伏がある。 関西弁を聞いてい

          白い食べもの

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」あとがき

          ※この記事は対談を終えた もちだころ の感想です。 漫画を描くことについて話し合うという経験がほとんどなかったので、ちゃんと話せるか不安もあったけれど、とても楽しかった。 意外と(?)語るタイプなので自分が話すことを優先していたかも。もっと黙劇さんの話を聞いて掘っていけたらよかったんだけど、というのが反省点。 話した内容について。 お互い漫画という同じ枠組みで創作しているわけだけど、どこに重心を置いているかは随分ちがうものだなと思った。「絵」という言葉に対しても、お互いが

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」あとがき

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(4) これから何を描いていきたい?

          [ 黙劇 ] 漫画「sister.」、詩集企画「sea.」など [ もちだころ ] 地元漫画「まつかぜ」、同人誌表紙など 横浜のとあるアメリカンダイナーにて、ビールを飲みながら、、 *前半はこちらから(黙劇さんブログ)から読めます。 これから何を描いていきたい? も: 私はなんか無職になるし(笑)ちょっと時間あるなと思って、今まで情景を描いてるみたいなのが多いので、なんかこうキャラが動いて物語になってくみたいな、漫画らしい漫画を描こうかなとおもったんだけど、あんまり

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(4) これから何を描いていきたい?

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(3) 絵はすべて平面だけど、、、2Dと3Dについて

          [ 黙劇 ] 漫画「sister.」、詩集企画「sea.」など [ もちだころ ] 地元漫画「まつかぜ」、同人誌表紙など 横浜のとあるアメリカンダイナーにて、ビールを飲みながら、、 *前半はこちらから(黙劇さんブログ)から読めます。 絵はすべて平面だけど、、、2Dと3Dについて 黙: これは私のシンプルな疑問で、イメージしているものが3Dだった場合に、それが絵って強制的に2Dになっちゃうじゃないですか。これについてどう思ってるのかなって。作りたいものが3Dだったら、

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(3) 絵はすべて平面だけど、、、2Dと3Dについて

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(2) 「えがく」と「かく」の違い

          [ 黙劇 ] 漫画「sister.」、詩集企画「sea.」など [ もちだころ ] 地元漫画「まつかぜ」、同人誌表紙など 横浜のとあるアメリカンダイナーにて、ビールを飲みながら、、 *前半はこちらから(黙劇さんブログ)から読めます。 「えがく」と「かく」の違い 黙: あ、これはね、「絵をかく」っていうときに、ほんとにワンパターンだけなのかっていうこと。わかりやすく言えば、漫画を描くときと一枚絵を描くときって、違いますかとか。あとは、表紙のイラスト的なものを描くとき

          【対談】黙劇 × もちだころ 「絵について。」(後編)(2) 「えがく」と「かく」の違い