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勧誘電話

いつもは私用の携帯では、名前が表示されない電話は、取らないのだけれど。今朝は記事の整理をしている途中で、さらに2度目も鳴ったので、つい取ったら、勧誘だった。新しいマッサ-ジ・センタ-が、出来るらしく、その近くに私が住んでいるので、ぜひ利用してもらいたい、ということだった。ちょっと気が付いたことがあったので、書いてみます。

ごく普通のセ-ルス弾丸ト-ク、かたい口調で、今回は無料で利用、5人ぐらいマッサ-ジ師さんがいるので、好きな人を選べるし、さらに時計?のようなものもプレゼント、なんでこの機会を逃すわけ?みたいなことを、断る私に、たたみかけるように、言ってくる。

無感情というか、にこりともしないで対応されている感じで、居心地良くないし、長くなって来たしで、何度かに分けて、お決まりのお断りをしたけれど、通じないみたい。この人とは私、間が合わないな~、と思いつつ、来客があるので、ごめんなさいね、とこちらから切った。

今回不思議なのは、彼ではなく私の方。冷静に相手を観察しながら、でも暖かく受け答えしている私がいる。ちゃんと相手の話を聞いて、でも必要だと私が思ったところでは、相手の話を、すっとさえぎることができる。これ、実は以前は出来なかった。

相手の話を遮ることは、マナ-がない、失礼だ、と私の中にある。でも、今は相手次第で、切りますよ~って、私側でだけれど礼儀正しく、小出しに予告しながら、相手と距離を遠くしていくことが出来る、って実感できた。小さな事かもしれないけれど。私ってすごい!

私は、相手も理由があって電話をしてきていると思うので、いりません!ガチャン!は、できるだけ避けたいなあと思う。もちろん仕事の電話の方は、かかってきたのは全部取る。勧誘電話も、きちんと用件を聞く。で、今ちょっと無理なので、ごめんなさいね、ありがとう、って言うようにしている。私と繋がってくれてありがとう、の気持ちを込めて。いいえ、と言ったとたんに、向こうから切られることもある。

たまに、電話の向こう側の雰囲気が、ふっと和むのが時々感じられる時がある。私はそれが大好き。相手のさよなら、って言う声がすごく優しくなる瞬間。その人らしさが出る一瞬が、まるで宝物みたい。お互い忙しいけど、頑張ろうね、みたいなのが伝わってくれると、うれしいな。

お読みいただきまして、ありがとうございました。あしべはるかでした。

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