集中力が散漫だなぁと思うことが、結構あります。

・作業中にスマホの通知がきて、目の前の仕事を中断してスマホを開いたり
・これから着手する作業に関連するメールを確認しようと思ったら、作業とは関係ない新着メールがきててそちらに気を取られたり
・目の前の仕事とは関係ない別のことのことが頭に浮かんで集中できなかったり

こんなことを一日中繰り返した挙句、

がんばったのに、結局あまり仕事が進んでない・・・

みたいなことになりがちです。

私たちの身の回りには数え切れないほど多くの誘惑が存在しており、それらが仕事に集中することを阻害する要因になっています。

なので、生産性の高い仕事をするためには集中できる状態をいかにして作り出すかが重要になってきます。

今回の記事では、具体的にどんな要因によって気がそれてしまうのかを踏まえて、自分なりのアクションを3つまとめてみました。

■スマホの通知を切り、目の届かない所に置く

我々の生活で必須アイテムのスマホですが、集中を阻害する力は非常に強大です。
通知に目を奪われ一度開いてしまったが最後、気づいたらスマホに夢中になりいつの間にか数十分時間を浪費していた・・・なんてこともザラです。

それだけスマホの誘惑は強力です。
世界中の天才たちが、1秒でも長くスマホを使わせるためにありとあらゆる手を尽くしていると言われているくらいですから、普通の人間が易々と太刀打ちできるものではありません。

なので、仕事中は徹底してスマホを自分の視界に入らないようにすることが重要です。
私は仕事机から少し離れた引き出しの中に仕まうようにしています。

■作業に関係ないアプリケーションは全て閉じる

PCで作業している場合です。
集中力とか関係なく、PCの挙動が重くなるからもともとあまりやっていなかったんですが、一つ盲点がありました。
それが、メールアプリです。

一日の中で何度か確認するので閉じる必要はないだろうと思っていたのですが、それが大きな誤り。
新着のメールが来ていると、実行中の仕事に関係なくてもそちらに目がいってしまうんですね。

そしてついつい開いてしまい、元々やっていた仕事のことが意識から飛んで、気づいたら「あれ、何やってったっけ？」となる。

このことに気づいてから、メールを確認する時間帯を決めて、その時だけメールアプリを開くことにしました。

■手順を見るとき、実行中の部分だけ目に入るようにする

何かしらの作業手順に基づいて仕事をすること、よくあると思います。

作業手順は、実行するべきタスクが満遍なく網羅されている点で非常に有用なのです。
しかしながら、情報量が多い分実行中の作業に関係ない情報まで目に入ってしまうおそれがあります。

関係ない情報が目に入ると、
完了済みの作業に対して
「これちゃんとできたかな？」
「何か見落としてないかな？」
とか、

これから着手する予定の作業に対して
「ちゃんとできるかな？」
「失敗しないかな？」
などなど、

余計なことをいろいろ考えてしまうことになります。

それを防ぐために、意識的に実行中の部分だけ目に入るようにすることが重要です。

紙の手順書なら、折り曲げて上手く隠すとか、
電子ファイルなら、画面を拡大して必要な情報だけ映るようにするとか、

やりようはいくらでもあります。

タスク一覧とか、TODOリストに基づいて仕事を進める場合も同様です。

私はスプレッドシートでタスクを一覧化して、それに基づいて仕事を進めているのですが、自分が実行中のタスク以外はグレイアウトして目に入らないようにしました。

まとめ

以上、集中力を維持するために必要なアクションを3つ整理してみました。
何か一つでも参考になるものがあれば幸いです。

私たちの脳みそは、一度に多くのことに集中できるようにはできていません。
俗に言う「マルチタスク」も、集中する対象を高速で切り替えているに過ぎません。

そして、集中対象を切り替えるたびに集中力は損なわれていきます。
なので、マルチタスクは効率的に見えて実は非常に非効率なのです。

常に「目の前の仕事一点に集中する」という心構えで、効率よく仕事を進めていきましょう。

目の前の仕事に集中する方法を学ぶには、こちらの書籍『SINGLE TASK 一点集中術』もオススメです。
集中力を高めて仕事の生産性をあげたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました！