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いい勘違いならそのままにしておこう。そんな風に見える事もあるのねって。

仕事先の方が仕事に必要なものと、シャインマスカットを持って来てくれた。
ラッキー♡それだけで俄然やる気が増す単純な私。

お世話になってる人とか周りの人には誕生日とか、思いついた日とか、なんでもない日とかにちょっとしたものをプレゼントするのが好きなのだけれど(私にとってはなんとなく悪戯感覚なのかも。嬉しそうだけどびっくりする感じが好き)時々相手の人から(大体、男性)「〇〇さんに、何をお返ししたらいいかわからない。」と言われる時がある。

馬鹿だなあ、お返しとかなんでもいいのに。
私のためになにかを選んでくれる時間と、考えてくれたことが嬉しいからそれでいいし、こっちはその人がどんな物だったら驚いたり、嬉しかったりするのかを考えること自体が好きで勝手にやってることで、その時点ですでに楽しませてもらってるから、お返しとか別にいらない。
もらった時の感じを教えてくれたら、それでいいし、一番嬉しい。

プレゼントをもらったら逆に気を使うから嫌だって思いそうな人には、最初からあげないようにしてるし、深い意味はないが、欲しい物は自分で買う方が好き。
シャインマスカットはもちろんありがたくいただく。

女性の方が、お返しとかも上手かも。
あっても困らなかったり、食べちゃったらなくなったり、使ったらなくなったりするものをくれる事が多いよね。
仲良い人は絶対お菓子をくれる。
そう、私はおやつが大好き。

こっちもそう言う時あると思うけれど、なんかイメージとかで勘違いしたりされたりしてる時ある。
以前、バーバパパのペンケースの彼女とお話ししてたら、唐突に
「流石に〇〇さんって、お金かかってますよね。」
と言ってきた。全く意味がわからなくて、
「なんのこと?」って聞いたら、
「だって、腕にも足にも全く毛がないじゃないですか。そこまで綺麗にするには随分お金がかかったでしょ?」と。
思わず、爆笑してしまった。
そう、そんなことした事もないし、全然興味がないし、初めから腕にも足にも毛が生えないタチなだけなのだ。
そのことを素直に伝えると無茶苦茶驚いて、私の手を伸ばしたりひっくり返したりしながらチェックし始めた。
「ええええっ、ほんとにない!近くで見てもない!足もいいですか?」
「いいよ。」突然変異みたいに扱ってない?
ギャラリーでの会話ではないよね、でも楽しいからいい。
そんな事で褒められるとは思ってなかったので、そうか、これはいい事なんだと思う事にした。
でも、実際はニコール・キッドマンとかの腕に金髪の産毛が生えてて、お日様が当たるとキラキラして綺麗だなって思ったりしてた。

きちんとお手入れする人とか、なんか自分に手をかけてるって感じで女の子らしいなあって思ってたけど、何にもしてないのに、勘違いして私のことも手がかかってると思ってくれてる人がいるとしたら、それはそれでそうしておこう。

そう言われて改めて見てみると、多分、バーバパパのペンケースの彼女の方がよっぽど手入れをしてると思われた。
目に見える範囲でも、まつ毛も増やしてるし、彼女が気にする腕にも毛は生えてないように見えるし、爪もいろんなデザインになってるし、肌も真っ白だ。
あなたの方がよっぽどお金かかってるんではないでしょうか。
私はそういうところには、ほとんどお金なんてかかってない。
流石にっていうところは、ギャラリーのオーナーだからっていう事なんだろうか?
そこんところも、ステレオタイプのいわゆる「ギャラリーのオーナー」とはちょっと違うかもしれないと思った。
でも、腕に生えてる毛でそんなこと言われるとは、おまけにそんなところまでよく見てるな。ついでにまつ毛も確認された。いや、自前です。
私をよく知ってる人(スタッフとか家族とか)は、私がまつ毛や腕とかに何かをしに行く時間とかとるわけないじゃんとあっさり言うだろう。
髪の毛がはねてても気にしない人なのにと。

でも、前も言ったかもしれないけれど清潔にはしてるんだよ。綺麗好きだし。雑で何にもしてなくて、お風呂にも入らないと思われるとちょっとアレだから重ね重ね繰り返しておこうと思う。

さっき、気分転換にカフェに行ったら、小学生が入ってきてお店のスタッフに
「水筒に入れるお水ください。」と言った。
「いいよお」と言って、水筒を受け取って氷まで入れてお水を入れてあげてた。
へえ、どうやったらここでお水もらえるっていう事になったんだろう?と思って見ていると、その後、3人、同じように言って入ってきた。
その度にお店の人は「いいよお」と、気さくに入れてあげてた。

海燕の巣とか、キクラゲとかを最初に食べた人みたいに、このカフェで水筒の水サプライを最初に成し遂げた小学生は、なかなかやるなと思った。
先駆者がいたはずだし、それを仲間内に伝達した子供がいるはずだ。

「あそこのカフェで、水筒に水を入れてもらえるよ。」って。

みんなきちんと「ありがとうございます!」って元気に水を入れてもらった水筒を持って出て行ってた。

いい気分転換になった。







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