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ポケットティッシュストック2個

十分なストックがあると思っていたポケットティッシュがカバンに2パックしか残っていなくて不安になった。元々鼻炎持ちの僕からすると2は少ない。ましてや花粉にやられて水のような鼻水がさらさらと流れてくるこの状況下では明らかに足りていない。初期の『バイオハザード』の弾薬の数くらいの心許なさだ。なかなか痺れるゲームバランスである。

とりあえずマスクの下で垂れてくる鼻水はある程度無視することにした。周りの人々は僕のマスクの下がシャバシャバだろうと知る由もないのだ。言わなきゃわからないし、言われたところで「だから何?」である。自分さえ違和感に耐えていれば、ティッシュの消費を抑えることができるのだ。

とはいえ、マスクを外す場面も度々あるわけで、その都度鼻を噛む必要はあった。手持ちのティッシュは肌触りがリッチなタイプなので使い心地は非常にいいが、この状況下では「品質より枚数だろ!」という気持ちになる。なめらかさなど十分な枚数が確保された上でのプラスアルファの話だ。かつかつの枚数のティッシュがなめらかだと、全然音程が取れてないやつがやけにビブラートを効かせてくるみたいな腹立たしさがある。買ったのは自分なのだけど。


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