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おおらかさEなので

Twitterを見ていると、とあるアカウントの過去のツイートがバズっていた(この「バズる」という表現が定着して久しいが、未だに使う際に若干のむず痒さがある。何か他にいい言葉はないだろうか。「大拡散」とかか?)。某有名俳優の誕生日を祝うツイートで「誤って」プロフィール紹介の文章を同じ誕生日の「アンドレ・ザ・ジャイアント」のものにしてしまったという。そのツイートを引用する形で行ったお詫びのツイートが拡散されていたのだ。

こんなことは言うだけ野暮なのだけど、僕はゲームキャラの能力値でいえば「おおらかさE」とかになる狭量人間なので、どうしても「嘘つけ!そんなミスをするわけがあるか!」と思ってしまう。このツイートをしたのはネットの地図サービスのアカウントだった。サービスを代表しているアカウントなわけだから、作成した文章をチェックもなしに発信するはずがない。百歩譲って本当にミスだったとしても、丁重に詫びた上で当該ツイートは削除するはずなのだ。

つまりは故意であれミスであれ、「よっしゃ!バズっとるバズっとる!」的感情があったことは確実なわけで、個人ならまだしもサービスの名を冠したアカウントがそうやってはしゃいでいるところにどうしても不快感を感じるのでえる(「おおらかさE」なので)。正面からネタでウケようとしているのならまだいいが、ハプニングを装っているところが心底気持ちが悪い(「おおらかさE」なので)。

かと言って数年前のツイートにわざわざ否定的なリプライをするのも嫌なので、こうして人目につかない場所を選んでぐちぐち言っているというわけなのである(「おおらかさE」かつ「姑息さA」なので)。


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