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ウィンナーは4本

ウィンナーを4本食べた。思えばウィンナーを食べたのは久しぶりだ。別に意識してウィンナー断ちをしていたわけではない。大きな目標を達成するまではウィンナーを食べないと神様に誓ったわけでもない。ただたまたま食べていなかった。喧嘩したわけでもないのになんか疎遠になっている友人のような感じである。

久しぶりに食べたウィンナーは美味しかった。いつ食べてもやっぱりウィンナーは美味しい。期待を裏切らない。裏切らなすぎてもはや別に期待すらしていない。当たり前に美味しい。それがウィンナー。それがウィンナイズム。今日も偉大なウィンナー先輩の胸を借りた形だ。ウィンナー先輩ありがとうございます!ほんといつもすごいです!尊敬してます!ところで、ウィンナー先輩って、好きな人とかいるんですか……?

4本ではやや物足りないが、物足りないくらいで止めるのが大人である。ウィンナーを食べる本数として4本というのはかなりかっこいい本数だ。5本以上だと「しっかり食べたなあ」という印象だし2、3本だと少なすぎてなんで食べたの?となる。4本は、しっかりウィンナーを楽しみつつも欲望を制御できている印象を与えられるベストな本数なのだ。就職活動でウィンナーを食べる本数を聞かれたら4本と答えるといいだろう。

もしもウィンナーを限界まで食べたら何本食べられるだろうか。30本ぐらいか。いやもっといけるか。50本?なんにせよ終盤はキツいだろう。あのパキッという食感とあふれ出る肉汁が途中から苦痛になってくるんだろうな、とか想像していたらちょっと気持ち悪くなってきたのでやめた。4本、4本。とにかくウィンナーは4本だ。

ここで黒バックに白文字でドーンと出してください。「ウィンナーは4本」と。

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