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久しぶりにシーフードヌードル

久しぶりにシーフードヌードルのビッグサイズを食べた。これだけ知っている味なのに毎回一口目に「うまっ」となるのはすごい。パッケージで煽るだけ煽っておいて食べてみたら一切印象に残らない味のカップ麺もある中で、さすがの実力である。王者の貫禄だ。

昔「シーフードヌードルを牛乳で作ると美味しい」というのが流行って何度かやってみたことがある。クリーミーさが足され、チャウダー的な味になって美味しかった。チャウダーの定義も知らなければちゃんと食べたこともないくせになぜそう思ったのか不思議だが、多分どこかで言われていた感想に乗っかったのだろう。つたなくてもいいから自分の言葉で表現する努力をするべきだった、と今になって思う。

そのあと公式から「ミルクシーフード味」が発売されたが、全部をお膳立てされると不思議と気持ちが冷めてしまうもので、一度も買ったことはない。どうせチャウダーみたいで美味しいのだろうが、そういうことではないのだ。自分でアレンジしてる感が楽しかったのである。

それにしても、カップヌードルの三つの味(基本味、シーフード、カレー)のバランスの良さといったらない。アニメとかでいえば、基本味が主人公キャラで、シーフードは知性派のめがねキャラ、カレーは明るく元気で憎めないタイプのキャラという感じがする。めがねではないが、アンパンマンと食パンマンとカレーパンマンの構図と一緒じゃないか!と一瞬自分の中で盛り上がったが、考えてみればカレー部分がモロかぶりしていて全然うまい例えになっていなかった。

シーフードヌードルを食べたあとの汁は全部捨ててしまった。最近、残った汁を使って茶碗蒸しとかチャーハンを作る動画を見たことがあるが、まだそれはやったことはない。昔に比べて探究心が減ってしまっているのかもしれない。だとしたら悲しいことだ。今度残り汁を使ったアイデアレシピを試してみよう。そして、できるだけ自分の言葉で味の感想を表現しよう。

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