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これが大人なのだよ

何か面白いことを考えないとと思うのだが、なかなかそう都合よく思いつかない。それでも何か浮かぶまで粘るのがいわゆる「売れている面白い人」の特徴だが、僕はつい諦めて駄菓子とか食べてしまう。

今日は先日駄菓子屋で買ったマス目に入ったフルーツ餅(青リンゴ味)を食べた。子供の頃から好きでよく食べていて、当時は付属のつまようじで一個一個刺して食べるのが嬉しかった思えがある。たまに二個まとめて刺して食べたりとかもした。フグ刺しを箸でざっとやる感覚だ。子供なりの贅沢だったわけだが、今の僕はそんなことはしない。一つずつちまちま食べるのがこの駄菓子の一番の醍醐味であり、真の贅沢であるとわかったからだ。

フルーツ餅をまとめて刺して食べている子供達よ、これが大人なのだよ。

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