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強引な憲法審査会/逢坂誠二 #7750

【24年3月21日 その6053『逢坂誠二の徒然日記』#7750】
午前5時、都内は東の空がすでに明るくなっています。雲はなく、3度程度です。日中も晴れ、11度程度の見込みです。

1)強引な衆院憲法審査会
衆院憲法審査会には、自民党の裏金議員が5名所属しています。

私は、以前から何度か書いているとおり、憲法にまつわる議論をしっかりしたいと思っています。しかし裏金事件が発生し、単純に憲法審査会を開ける状況ではありません。

そこでまず、5名の裏金議員の「裏金の状況(裏金の金額や使途など)」について説明頂きたいと、与党筆頭にお願いしましたが、具体的な説明は一向にありません。

また総理は、先日の自民党大会で、「裏金議員の処分」を指示すると同時に、憲法に関し「任期中に改正を実現したい。条文の具体化を進める。党派を超えた議論を加速してまいります」と発言しました。

そこで一昨日午前、与党筆頭に、「裏金の説明」に加え次の点を明確して欲しいとお願いしました。

*処分を受ける裏金議員の憲法審での扱いをどう考えているか
*憲法に関する総理発言を受けて与党筆頭はどう対応するか

これら3点の説明を伺った上で、「来週28日の憲法審開催準備の検討を行う」との話も私から与党筆頭にしました。

一昨日午後もこの件に関し筆頭間協議をしましたが明確な回答がなく、継続協議としました。

ところが一昨日の夕刻、今日21日の幹事懇談会開催の連絡が事務局から届けられました。事務局に確認したところ、会長が職権で開催を決定したとのことで、大変驚きました。

今回、会長が職権で決定するということは、筆頭間協議を一方的に打ち切ることになります。今日の幹事懇談会にも筆頭間の合意はありませんので、その場に出席することはできません。(なぜなら筆頭間協議の打ち切りと職権決定を容認することになるからです。)

このようにいとも簡単に職権決定される状態では、筆頭間協議は意味をなしません。残念なことです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.3.21===
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