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「函館線、貨物維持か」、「マイナ保険証は機能するのか」/逢坂誠二の徒然日記 #7504

23年7月19日 その5807『逢坂誠二の徒然日記』(7504)

今日から、日記のタイトルの体裁を変更しました。この日記は 1997年に開始されましたが、この間、当然ながらネットを取り巻く環境は劇的に変化しました。その都度、日記のスタイルも変更してきました。今回も、環境変化に応じての変更です。ただし、ダラダラと書く日記のスタイルは継続です。

昨夜遅く、ベトナム入りしました。今日から1週間、こちらに滞在します。ベトナムと日本の時差は2時間です。ベトナムの朝、空全体に雲が広がり今日は終日、曇りの予報です。朝の気温は 26度、日中は32度の予報です。

1)函館線 貨物維持か
今朝の道新1 面トップ記事は、新幹線開業後も函館ー長万部の貨物を維持することが報道されています。国とJR貨物などとの非公式協議の内容ですが、ここまで明確に報道するのですから、その方向に間違いがないものと思います。

2)今、マイナ保険証は機能するのか
マイナ保険証に関し、岸田総理は「質の高い医療、効率的で持続可能な医療を実現していくためには、現行の保険証を廃止し、ICチップ付きの新たな保険証に移行する必要がある」と答弁しています。

確かに仕組みとしては、マイナ保険証にすれば、データに基づく質の高い医療が受けられることが想定されます。

しかし今、マイナ保険証は本当に機能するのでしょうか。

マイナ保険証を用いてデータに基づく医療を実現するためには、前提となる条件があります。
*医療機関での診察や治療の状況
*検査の結果
*投薬の状況

患者さんが来院した際に、患者個人に関するこれらの情報が、診察医などの端末でほぼリアルタイムに閲覧できる必要があります。この情報を知ることによって、重複診療などの状況を知ることができます。

現在、これが可能なのでしょうか。

残念ながら投薬記録はリアルタイムで知ることはできません。医療機関から診療報酬の請求があった後でなければ、どのような薬が処方されたかを知ることはできないのです。この処方記録がマイナ保険証のデータとして反映されるのは、診療月の翌月11日以降です。

2、3 日間隔でハシゴ診療を受けた場合、その情報を把握することは、今の段階では不可能です。マイナ保険証で医薬品の重複処方をチェックすることはできないと思われます。

この件に見られるように、今、マイナ保険証を全国民に普及させても、何がメリットなのかはよく分かりません。

まず現行の保険証の廃止を延期し、総理の言うところの「質の高い医療、効率的で持続可能な医療」を実現するために何を準備する必要があるのかを改めて考えることが先決です。


さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2023.7.19===

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