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みんな~コミック読も

多読?できませんよ!コミック読もうぜ!

英語勉強法の1つとして「多読」が語られて久しいです。
多読とは読んで字のごとく「多くを読む」ということで、
乱暴に言えば「とにかく洋書を読みまくれ」という勉強法です。

多読の有効性や役に立つ状況については、
既にいろんな所で語られているのでここでは割愛しますが、
多読と聞いてよく思うのです。

「いや……正直日本語でも文章を読むのそんな得意じゃあないんですが…」

待ってくれ、と。
これまで生きてきてそんなに本読んできてないんだ、と。
それを英語で…?

そんな時の救世主が「コミック(Comics)」です。
厳密には違いますが「グラフィックノベル(Graphic novel)」でも可です。
つまり乱暴に言えば
「洋書が読めなければ、英語で描かれたマンガを読めばいいじゃない」
ということです。


コミックのいいところ見てみたい

多読でよく語られることが、
「わからない単語が出てきても調べず読み続けろ」
「文脈からその意味を想像しろ」
というストロングスタイル読法です。

確かに日本語でもわからない熟語が出てきた時、
なんとなくで意味を推察することがありますが、
洋書の場合、
「ここがわからんとすべてがわからん」とか
「いや、周囲メンバーの意味もわからんのだが」とかの
問題とぶち当たることがあり、話が進まないことがままあります。

そんな時、コミックスであれば親愛なるヘルパーがいます。
そう「絵」です。

絵の力は本当に絶大で、なんかわからない単語が出てきたとしても
「おっ…なんか楽しそうな場面だから、楽しい系の意味なのだろう」とか
「なんか馬に乗ってるから、乗馬に関する単語なんか?」など
わからん単語のイメージをつけやすくなります。
イメージがつけば、とりあえず躓くことはなくなりますし、
ストーリーに振り落とされないで済むようになります。

もし本当にその単語の意味が気になれば、
通常の多読法と同様に後々調べればOKです。

単語の意味がわかれば無敵状態です。
読者の頭の中には「単語」「意味」そして「絵」が記憶され、
もし日常で同じような絵の場面に遭遇した時、
「あ!〇〇で見たやつだ!」と言った具合に使うことができちゃうのです。


ティーン向けコミックがおすすめ

かつて私が多読について調べていた時、
「いや急に本は読めないので」という人に勧められていたのが、
「英語の絵本」でした。

もちろん、絵本は絵本で基礎的かつ日常的な単語しか出てこないので
とても読みやすくはあるのですが、
いかんせん内容自体は小さな子ども向けなので、
その背後に豊富な意味が含まれていることは理解しつつも、
ちょっとモチベーションが続きませんでした。

そんな時におすすめなのが、12~18歳対象のティーン向けコミックです。
使われている単語はそこまで難しくないですし、お話自体も面白いです。
ちょうど日本の少年/少女マンガを想像してもらえれば、
わかりやすいと思います。

海外の方の中で、マンガやアニメで日本語を学ぶ人がいるように、
それじゃあ我々もマンガで英語に触れていこうというわけです。
同時に海外の若者文化も学べちゃうかもねという特典付きです。


このnoteでは

ということで長くなりましたが、このnoteでは
おすすめのティーン向けコミックのレビューを書いていきます。
私の独断と偏見が混ざると思うので、選定に偏りがあるかと思いますが、

英語に触れたいけど多読はできねえ!
海外のマンガってもんを見てみたい!

という方々が「じゃあどのコミックを読めばいいんだ?」と
あまたな選択の中で迷ってしまった時の
一つの助けになれば幸いです。


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