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江戸名所道戯尽〜歌川広景〜

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歌川広景の『江戸名所道戯尽』について日野原健司さん著の『ヘンな浮世絵 歌川広景のお笑い江戸名所』を参考に解読しました。
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記事一覧

「浅草歳の市」−年末、夫婦の仲を平穏に!–『江戸名所道戯尽』

いつか前にAmazonで頼んでおいた『浮世風呂』の単行本が家に届きました。 原本と同じ書体の翻…

「内藤志ん宿」−宿場に馬は他にも通ずるかも−『江戸名所道戯尽』

昨夜は雷が激しかったですね。 豪雨だったし、寝ようとしていたけれど止み終わるまで目が覚め…

「新よし原えもんさか」−曲がり角はいつの時代も要注意−『名所道戯尽』

今日は暑い中、この展覧会に行きました。 写真撮影OKの作品が多くて、家に帰ってもあの展覧会…

「青山宮様御門前」−基本3人、1人座り−『江戸名所道戯尽』

観葉植物に水をあげて日光浴させてあげる朝は非常に清々しいですね。 そんな涼しいのは部屋だ…

「本郷御守殿前」−濡れたくないよりも使命が、、!−『江戸名所道戯尽』

部屋の空気を良くしようと、観葉植物を購入しました。 まずは部屋をきれいにするべく、一年使…

「赤坂の景」−床屋からの落語は美味しい流れ−『江戸名所道戯尽』

善児の拾い子がやっと出てきましたね。Twitterであれだけ予告されていましたが、やっとです。 …

「外桜田柳の井」−本当にあったのは写真で確信−『江戸名所道戯尽』

なんだかついてないなと思いつつ、家にかわいい犬が待っているので彼らに会うことだけが楽しみで家に帰っています。 あと寝る前のアマプラ。 そんな些細な楽しみの中で生きている今日も広景。今回は『江戸名所道戯尽』の「四十四 外桜田柳の井」です。 ◼️ファーストインプレッション柳の井戸は以前江戸百を見た時に触れましたね。 由来は、、忘れましった、、。ので再度ちょいと触れたいと思います。 この3人は井戸で水を汲もうとしていたところ、突然水面に鬼の顔が浮かんできたのですね。 この

「いひ田まち」−立体感と圧迫感は彼女が一番感じている、、−『江戸名所道戯尽』

最近は考えることが盛り盛りにあって、寝る前のYouTubeやアマプラ垂れ流しの時間が世界で一番…

「初音の馬場」−広景の写実性−『江戸名所道戯尽』

ここ二日定期的な体調不良で瀕死だったので描く体力がありませんでした。 いいかげん、何年も…

「浅草御厩川岸」−布目よりもハプニング−『江戸名所道戯尽』

今日は大学図書館でとある本を借りるついでに夜まで残っていたのですが、帰る直前になって本を…

「四ツ木通りの引ふね」−江戸時代の方が生きやすい?−『江戸名所道戯尽』

今日は梶原が流罪になりましたね。 そして善児が置き土産として登場しました。 梶原はとんで…

「深川万年はし」−北斎の網はどこから?−『江戸名所道戯尽』

今日は友人と会う予定でしたが、濃厚接触者になったみたいでキャンセルとなりました。 お出か…

「小石川にしとみ坂の図」−この急勾配がまずどこ?−『江戸名所道戯尽』

今日は教授とお話しして、自分の興味のある分野を研究するのが一番だと言ってもらえました。 …

「本所立川辺り景」−北斎と広景の間に繋いでない、、?−『江戸名所道戯尽』

今日はやはり定期的な体調不良の前振りなのか、暴飲暴食に走ってしまいました。 部屋にいて、とんでもなく眠くて、本を見つめていたら水を飲んでも空腹で、それが止まりませんでした。 いつもの総カロリーより1000は上回ったかもしれないです。。 まあ、しょうがない、、。 そんな体内にカロリーを溜め込んだ日も広景。今回は『江戸名所道戯尽』の「三十七 本所立川辺り景」です。 ◼️ファーストインプレッションこの構図から北斎『富嶽三十六景』の作品がとても参考にされているんだなという印象を