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エアアウェイ琉球戦

※この記はジェフ千葉エア遠征記(https://note.com/kaoru_aoyama/n/nabdd60a3f851)の記事です。

はじめに

おいでよフクアリ。

前回の企画では、主催者の方がきれいにまとめて締めるはずだったのに、最終回前日に「日本国内は遠征じゃない」と全てをぶち壊したおいでよフクアリです。

前回の反省を生かすフリをして、立候補しました。今回は真面目に書きます。多分。

いや、やっぱり無理でした。

1.出発

フクアリことフクダ電子アリーナは蘇我駅から歩くこと約10分。2005年に...阿部が、ドゥドラが...

という訳で、午前3:00。私はいま、アウェイ琉球戦に向かうべく羽田空港にいる。

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仕事を片付け、帰宅後、身支度を整え終電で羽田空港へ。羽田空港国際線ターミナルは24時間オープンなので便利だ。国際線?だって遠征でしょ。海外いかなきゃ。

4:50の定刻よりやや遅れてタイガーエア台湾の台北桃園国際空港行きの搭乗が始まる。搭乗客の半数は日本にやってきた台湾の方のようだ。タイガーエア台湾は台湾のLCCで、時折とても安い航空券が販売される。

小さな機体なのですぐに搭乗は終わり出発。やや遅れ気味なのでせわしない。

定刻より15分遅れで出発し、すぐに滑走路へ。さすがにこの時間なのでそれほど待つことなく離陸。早朝ということもあり、すぐに眠ってしまった。

2.台湾へ

目が覚めたときにはもう台北桃園国際空港到着の20分前だった。

軽い衝撃とともに台北桃園国際空港に着陸。現地時間の午前8:00だ。いつもは途方もなく混んでいる入国審査をあっさり通過し、到着ロビーで現金をキャッシングし、スマホのSIMカードを購入し、準備万端。

空港から鉄道にのり、台北市内へ。台北駅近くの朝食専門店で朝食とする。

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朝食後はレンタサイクルで龍山寺という寺へお詣りへ行く。台北市内はレンタサイクルがあり、SuicaのようなICカードがあれば、簡単な手続きで利用可能だ。異国の街を自転車で走るのはなかなか楽しい。

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20分ほどで龍山寺へ到着。台湾の寺は日本の寺とは違い、きらびやかな面があるが熱心な信者が五体投地をしている。

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一通り周ったところで再びレンタサイクルに乗り、少し北へ行った雙連地区を目指す。台北でも有名なカキ氷の店に行くためだ。

雙連駅近くの冰賛は日本のガイドブックにも掲載されている有名な店でなんといってもマンゴーカキ氷が有名である。

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そういえばむかし、喜作さんがフクアリで雪花氷というカキ氷を販売していたが、その雪花氷は台湾風のカキ氷である。日本でも10年前にブームになりかけたがそのまま終わってしまった。

カキ氷を食べた後は地下鉄に乗り、台北101という高層ビルへ向かう。

空港が近くにあるためか、低い建物の多い台北市内だが、この台北101は町のどこからでも見える高いビルだ。

最上階の展望台に登ると台北市内を見渡すことができる。夜だとこんな感じ。

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はやいエレベーター

※外部リンク

https://static.blog-video.jp/?v=mr969rRtaHyIqo5RbldwTIGt


台北101から台北駅に戻り、駅近くの食堂で遅い昼食を食べ、一休み。

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その後、台湾プロ野球楽天モンキーズの試合を見るため、台北駅から台湾の新幹線に一駅乗り桃園駅へ移動。桃園駅から地下鉄に乗りスタジアム最寄り駅へ向かう。

駅から5分ほとで楽天モンキーズのホームスタジアム、桃園国際棒球場に到着。以前は周辺の駅からバスに乗らないと行けなかったが、数年前に近くを地下鉄が走るようになり、とても便利になった。

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モンキーズは去年まではラニューという会社がオーナーだったが、今年から日本の楽天がオーナーになり、楽天モンキーズになった。

これはラミゴ時代のマスコット。

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試合終了後は歩いてホテルへ戻る。途中のコンビニで台湾ビールを購入。長い1日が終わった。

2.そして沖縄へ

翌朝5:00にホテルをチェックアウトし、予め頼んでおいたタクシーで空港へ。台湾滞在24時間未満だが、仕方ない。

ホテルから10分ほどで空港へ到着。台北桃園国際空港から再びタイガーエア台湾に乗り今回の目的地である沖縄へ移動。

台北から那覇は1時間30分と非常に近い。朝7:00の便だと9:30に那覇空港に到着する。(時差1時間)

搭乗後、すぐに寝てしまい気づいたら那覇空港に着陸していた。

那覇空港で入国審査をして、荷物を受け取り、国内線の到着ロビーへ。成田空港からジェットスターでやってくる友人を待ち伏せする。

ライブタイム配信しながら友人を出迎え合流。

那覇空港からはレンタカーを利用。琉球のホームスタジアムは那覇市内から少し離れた沖縄市にあるため、車で移動したほうがなにかと楽だ。

まずは那覇空港近くの瀬長島へ。

瀬長島は那覇空港に発着する飛行機を間近で見ることができる場所である。

旅客機はもちろん併設されている自衛隊の基地からの航空機も見ることができる。

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続いて沖縄本島を南北にはしる国道58号を北上し、読谷村の残波岬に行くことにする。那覇市街から北上し、しばらくすすむと高いフェンスに囲まれたアメリカ軍の基地が見えてきた。

1時間ほど走ったところで脇道に入る。読谷村は2013年のキャンプでサガン鳥栖と練習試合があり、そのときに行ったことがある。

海沿いの道を進み残波岬に到着した。残波岬は沖縄本島西岸の断崖絶壁の上に立つ白い灯台が有名である。

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早速灯台に登る。灯台の階段は思った以上に狭く、やはり灯台は狭き門なのである。

灯台の次は座喜味城(ざきみぐすく)跡へ向かう。沖縄本島内には至るところに城があるのだが、内地の城とちがい、大陸風の城壁を見ることができる。

座喜味城は城壁が保存されていて、一部は登ることができる。高台の上にあるので遠くまで見渡すことができる。

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座喜味城を見たところでいい時間になったので、近くの沖縄そばの店に行き昼食とする。やはり、沖縄といえば沖縄そばだ。

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昼食を終え、今度は沖縄の東側へ移動する。まだ時間があるので勝連城跡へ向かうこととする。勝連城は座喜味城よりも本格的な城の縄張が残っていることで有名だ。

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城跡の麓に車を止め、小高い丘の上にある勝連城を登る。勝連城は海岸段丘の上に建っており東側は半島で行き止まり、南西側は海と段丘があり、攻められるとしたら北西側のみなので非常に守りやすい城のように見える。

勝連城を見たところで、ちょうどいい時間になったので、沖縄のローカルスーパーであるユニオンで買い物してスタジアムへ。

海沿いの道を南下すると程なくタピック県総ひやごんスタジアムへ到着した。ちなみにタピックはネーミングライツの会社名だが、ひやごんは比屋根と書く地名である。


名物スタグルのキロ弁は残念ながら売り切れていたので、タコライスを購入。ビールはもちろんオリオンビールだ。(運転は同行者に任せる。ごめんなさい)

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試合後、スタジアムから今日の宿を予約してある那覇市内へ。スタジアムから1時間ほどで那覇市内に到着。宿へチェックインし、国際通りの沖縄料理を出す居酒屋へ。那覇には個室で一泊3000円前後の宿があるので、予算を節約したい場合は便利だ。

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仲間うちでの打ち上げを終え、解散したが、まだ飲み足りないので、JALシティホテルの裏にある例のスポーツバーへ行く。案の定、多数のジェフサポがいた。

翌日は昼過ぎの飛行機だったので、チェックアウトしたらまずは朝食。那覇市内には24時間営業の食堂がありとても便利だ。また、那覇からの飛行機は13時あたりまでは安いが午後になると一気に値段が高くなる。

国際通り近くの牧志公設市場周辺でお土産を買い揃え、さらにはコーヒースタンドでヒラミレモンジュースを飲み、少し早いがモノレールで那覇空港へ。

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那覇空港で荷物を整理して、最後に何か食べようと思い、A&Wと空港食堂を天秤にかけ、空港食堂にする。

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那覇空港の1階南側の端のわかりにくいところに空港食堂というレストランがある。空港関係者の社員食堂のような雰囲気があるが、一般の旅行者ももちろん利用可能。

締めの沖縄そばを食べ、保安検査へ向かう。少しだけ時間があったので、ラウンジで締めのオリオンビールをいただき、機内へ向かった。

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まとめ

飲み食いの話ばかりだった。

エアじゃない遠征に早く行けますように。

いや、早く笑って過ごせる日常が戻りますように。あの何気ない日常と毎週末のサッカーがこんなに貴重なものだったなんて。

でも、いま、こうしていろいろ我慢したら、絶対に楽しい日常が帰ってくるはず。

だからみんなフクアリにおいでよ

※この遠征記はフィクションです。一部辻褄の合わないところがあります。気がついても見逃してください。










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