アニメ「リラックマとカオルさん」感想

おいもです。今日は2019年春にNetflixで公開されたアニメ「リラックマとカオルさん」をサクッと振り返りたいと思います。
元々リラックマが好きな私は友人に勧められて軽率に視聴してしまったのですが、アラサー独身女子にとってはただほっこりするだけでなくぐさぐさ心に突き刺さる部分もあったので要注意です笑

1.可愛すぎるリラックマ達

こちらは絵が動くアニメではなく、人形をコマ撮りしたものを使用したアニメとなっています。そのため、リラックマ達のほわほわした質感をよりリアルに感じることができました。
また、カオルさんだけでなくリラックマ達にも音声(?)がついていたのですが、それがまた凄く可愛かったです。音声といっても人間の言葉を話すわけではなく、例えばリラックマなら「ぐぅ~」キイロイトリなら「キー」といった感じです。彼らのぽてぽてした足音や、おだんご・パンケーキを食べる時の咀嚼音も可愛くて癒されるものでした。リラックマ、コリラックマ、キイロイトリ、3匹とも飼う(?)となると大変そうですが、1匹くらい家に欲しいなーと思ってしまいますね😊

2.等身大なアラサー独身女子として描かれるカオルさん

続いてこのアニメのちょっとブラックな部分をご紹介します。リラックマ達と一緒に暮らしているカオルさんは小さな商社に勤めるアラサー独身女性です。そんなカオルさんの胸が痛んだシーンを箇条書きにしてみました。

・職場と家の往復だけの日々
・同僚から合コンに誘って貰えないような地味で真面目な性格
・寿退社する後輩を見て焦りを感じるも彼氏すら無し
・毎年恒例の友達とのイベントを楽しみにしてたのはカオルさんだけ、友人達は結婚・恋愛・仕事で遊びの優先順位が下がっている

身に覚えがありすぎます...辛い...

リラックマというキャラクターは2003年に誕生したそうです。私も含め、誕生当時からリラックマ達と年を重ねてきた女性は多いのでは無いでしょうか。そんな世代が大人になった今、このアニメを見てリラックマ達に癒されつつカオルさんに共感しているのかなと思うと感慨深いものがありますね~。

学生時代は同じような学力、同じような家庭レベルの友達とつるんで穏やかな日々を過ごしていても、社会人になると自身の環境も大きく変化しますし、友人達とも人生のステップがそれぞれになるのでなかなか今まで通りとはいかなくなります。
時には孤独も感じます。そんな時、ぐうたらした姿のリラックマが側にいてくれたら心強いですし、全てがどうでもよくなる気がします。人生に疲れて癒されたい方におすすめのアニメでした。