美味しい話 その②

前回はうどん県の美味しいもの2つをご紹介したが、今回は紹介しきれてない美味しいものを追加で幾つか書きたいと思う。

小豆島の醤ラーメン
「醤」とかいてヒシオと読む。小豆島は醤油蔵が多く、醤油ソフトなんかも意外なほど美味しい。絞る前の発酵した大豆を醤といい、これを絞って濾すと醤油になる。
この醤を使ったラーメンが小豆島では食べられる。

例えられるような似通ったラーメンがないのだが、自身の感覚で言うと甘みをかなり抑えたすき焼き風味に感じる。とにかく後を引く美味しさ。無二の味なので小豆島に行くなら絶対である。

安芸しらす食堂のしらす丼
続いては高知になるが、高知市の東隣の安芸市にある「安芸しらす食堂」のしらす丼はかなり強めにオススメしたい。斜向かいの國虎屋の冷たいうどんも鰹出汁が強烈に効いた逸品だが、うどんは前回書いたので写真だけ。

さてしらす丼だが、愛媛県にもしらす食堂はある。系列ではないと思うし、そちらも美味しいのだがボリュームが圧倒的に安芸しらす食堂の方に軍配が上がる。
生しらす(どろめと言う)と釜揚げしらすが選べる(ハーフ&ハーフもある)が個人的には生しらすより釜揚げをオススメする。

釜揚げしらす丼

ため息が出るほど美味いから、一回食べて欲しい。

明神丸の鰹のタタキ
そして高知と言えばカツオのタタキ。
広島でもカツオのタタキはもちろん食えるが、高知のタタキは他県とはまるで違うと言うことを思い知る。
大袈裟な表現ではない。カップ麺と一蘭のラーメンくらいの差はある。
高知沖で取れた鰹を藁の炎で炙って作るから、薫香がとにかく鼻腔を刺激する。そして高知のタタキは基本的に塩で食べる。ポン酢なんて使ったら台無しだ。
そもそもタタキとは藁で炙って、塩をつけた手のひらでぺちぺち叩くからタタキなのだ。

鰹のタタキ丼

鰹の名店はたくさんあるし、地元では明神丸より美味しいお店あるよ!なんて言うけど店舗数が多くてとにかく美味いし自分はオススメしたい。
ひろめ市場の明神丸は観光客が多すぎるので、席が空かなくてしんどいので、それ以外の店舗をオススメする。
ウツボの唐揚げや青さのりの天ぷらも絶品。

今日は高知の美味しいものを紹介したけど、まだまだある。「満天の星」のほうじ茶大福や四国中央市の霧の森大福も頬が落ちて歯が剥き出しになるくらい美味い。

そんな訳で、高知に行く時は参考にして欲しい。

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