鮮麗なるブナ林【八甲田 23/10/28】
久しぶりに八甲田方面の森へ上がったら、美し過ぎて腰を抜かしそうになりました。
極彩色とはこのこと!
なんて思いながら見惚れていたんですが、
極彩色ってどんな色?と聞かれたら答えられないな…
と思い、調べてみました。
極彩色【ごくさいしき】
1.種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手でけばけばしい色彩。
2.派手な服装や厚化粧
派手でけばけばしい色彩…
それは違うなぁ笑
濃密な彩りまでは良かったんだけどなぁ
日本画の彩色手法としての極彩色というものもあるようで、何度も色を塗り重ねていくような手法とのこと。(間違っていたらゴメンナサイ)
幾重にも折り重なるブナの枝葉が表現する濃密な黄色は、その手法に通ずるものがあるのかもしれないと感じました。
極彩色を調べる中で、類語として、鮮麗という言葉が出てきました。
鮮麗【せんれい】
鮮やかな色合いで綺麗なこと。また、そのさま。
あ、これだな
と、しっくりきました。
あざやかでうるわしい様子ともありました。
今日のブナ林は昨晩の雨でしっとりとした雰囲気があったこともあり、余計にぴったりな表現だなと感じたのでした。
ブナの樹、一種類でここまでの色彩を出せるなんてスゴいと思いませんか?
毎年、この時期になるとブナの森でやることがあるんです。
ブナの葉だけでグラデーションを作るんです。
これがなかなかに面白くてですね。
一歩進むごとに聞こえる、落ち葉を踏み締めた音や、頭上から葉が舞い落ちてくる音を聴きながら楽しむ宝探しのような時間。
満足のいくグラデーションになるまで、丸一日でも続けられそうです。笑
皆さんも童心に帰って秋を楽しんでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?