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家族日記#9 | 貰いもの

2024年5月4日。
3人暮らしが始まるまであと4日。

ここ数日、とても天気がいい。朝起きたらカメラを片手に散歩をしている。

今朝は、散歩中に同じ町内のひとに出会った。今年1歳になるKちゃんとお母さん。去年の8月の地蔵盆でKちゃんに会って以来だったので、その急成長ぶりにびっくり。きらきらした目でこっちを見て、ふわっと笑ってくれる。生えたての下の前歯が最高にかわいい。

「あと数日で3人暮らしがはじまるんです」という話をすると、帰り際にKちゃんが愛用していたバウンサーをゆずってもらった。生まれてから半年になるまで、とてもお世話になったらしい。

気づけば、うちにあるほとんどのベビー用品は、誰かからの貰いもの。職場の人からもらったベビーカーやおもちゃ、お義姉さんたちからもらった服や細々としたグッズ、大学時代にお世話になった方からもらったおくるみ。

ベビー用品ではないけど、なるみはお父さんからNikonのフィルムカメラをゆずってもらっていた。お父さんが20代の頃に買ったカメラ。大事に保管されていて、まだ問題なく写真を撮ることができる。倹約家のなるみは、気軽にシャッターを押すことができず、まだ数枚しか撮れていないらしい。

赤ちゃんがいると、みんなが子育てを応援してくれている気がする。也実の実家の京丹後からも、自分の実家の広島からもけっこう遠い、京都市での子育てにはなるけど、周りに先輩たちがたくさんいるので、きっと無事やっていけると思う。ありがたや🙏

なにはともあれ、待ちに待った3人暮らしまであと少し。一番たいへんな時期に糸を育ててくれたなるみ母ちゃん、本当にありがとう。



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