おだけゆう

アジフライがすきです

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最近の記事

3人の軸になる思い

2023年11月、「解決したいデイサービスの課題について」というnoteを書きました。 このときのnoteは、つくりたいデイサービスのイメージが固まってきた時期です。自分たちの経験や思いの部分だけじゃなく、社会的な背景を踏まえて仮説をいったん整理するために書いたnoteです。 それから5ヶ月が経ち、いよいよ工事もはじまりました。当初の予定より厳しい融資となったため、現在は、クラウドファンディングの準備も進めています。そこで、このプロジェクトのことを知らない人に伝えるために

    • 家族日記#8 | 声

      2024年4月10日。 糸が生まれて2週間が経った。 糸の成長はとてもはやく、生まれてすぐは十数グラムしか飲めなかったミルクや母乳をいまではグングンとすごい勢いで飲む。ほっぺの下側がぽてっとしてきて、抱きかかえるたびにごしごしと自分の顔をこすりつけたくなる衝動にかられる。 泣き声もずいぶん大きくなってきた。 糸は、予定日より約3週間もはやく生まれた。帝王切開を終えて、なるみから糸が泣いている動画が送られてきたとき、生まれて24時間も経っていない糸の声はか細くて頼りなく、だ

      • サンドイッチのいいとこ7つ言う

        最近、サンドイッチにハマっています。 2週間前、急に「そうだ、サンドイッチをつくろう」と思い立ち、1日で終わるかと思いきや、ここまで毎日欠かさずサンドイッチをつくって職場に持っていくまでになりました。そして、サンドイッチの良さを伝えたいあまり勢いでこんなnoteを書くに至っています。 (本当は、ちょっと真面目なnoteを書こうと思っていたのに気づけばキーボードが"サンドイッチ"とタイプしていました) サンドイッチのいいとこ7つ、言わせてください!! ① 究極、何も挟ま

        • 家族日記#7 | 退院

          2024年4月2日。 待ちに待った退院の日。 糸が産まれた日とは真反対の快晴。京都市内の桜は、ようやく開き始めてきた。 病院につくと、糸を抱っこしたなるみがエレベーターに乗って降りてきた。いつも通りの元気そうななるみに抱かれた糸は想像以上に小さくてびっくり!テレビ電話で見ていたのとは全く違う。 病院ではじめて抱っこをした時には、その軽さにまた驚く。小さくてかわいい生き物。とても不思議な感覚だった。 家族、3人で過ごすはじめての夜は、半分現実、もう半分は夢のような心地だ

        3人の軸になる思い

        マガジン

        • 岡山にデイサービスをつくります。
          52本
        • 家族日記
          8本

        記事

          クラウドファンディングの準備をすすめる

          年度が変わり、8月1日に予定しているデイサービスのオープンが近づいてきました。代表になる脩平は、もうすぐ愛知から岡山への引っ越し。これから改修工事や運営メンバー募集などが本格的に始まりまっていきます。 そんな中でも、今回は今まさに準備を進めているクラウドファンディングの背景について書いていこうと思います。 クラウドファンディング実施の背景 クラファンをやろう!という話になったのは、率直にいうと「本当にお金が足りないから」というのが最大の理由です。 3月で融資の話がいっ

          クラウドファンディングの準備をすすめる

          家族日記#6 | 大切な日

          2024年3月26日午後4時23分。 赤ちゃんが生まれた。 予定日は先だったんだけど、お腹の張りが強くて緊急手術になった。立会い不可の帝王切開。先に出てきた赤ちゃんの顔を見た時、嬉しさと不思議さが入り混じった気持ちでふわふわとした。1時間半後になるみが元気そうに出てきた時に、ようやく無事出産が終わったことを実感できて、涙が出そうだった。 赤ちゃんの名前は、糸(いと)。 きっかけは、1年以上前になるみと近所の本屋さんで手に取った本の中に見つけた"糸"という一編の詩。2人と

          家族日記#6 | 大切な日

          家族日記#5 | あと1週間

          2024年3月25日。 予定日までちょうど1週間になった。 赤ちゃんは今のいままでずっと逆子なので、ほんとうにその場所が気に入っているんだろうなと思う。 その影響かわからないけど、なるみは右の肋骨が痛いらしく夜はなかなか眠れていない。ここまで割と元気できていたこともあってつらそう。 今の気持ちを表すとすると、マラソン大会に似ているらしい。スタートラインに立つと引き返せないドキドキ感が近いとか。 自分の気持ちは、ほとんど99%楽しみだなぁという感じなので、ちょっと申し

          家族日記#5 | あと1週間

          顔が見える範囲の人に向けたサービスをつくる

          もう少しで3人で更新しているnoteも50回! スタートから一年「note読んでるよ」っていってもらえることも増えてきてとてもうれしいです。 今回は、直接デイサービスのこととは関係ないんですが、いまぼくが働いている京都のNINIROOMというカフェ/ゲストハウスについての話です。 NINIROOM自体は今年で7年目なのですが、自分たちで本格的にランチを運営し出してからはまだ半年ちょっと。それ以前は、間借り式でシェフを募集して平日のランチをしていました。 平日のランチをは

          顔が見える範囲の人に向けたサービスをつくる

          家族日記 #4 | 里帰り

          2024年2月25日。 出座予定日まで50日を切った。里帰り出産をするので、なるみは実家の京丹後へ。約2ヶ月半の間は離れての生活が続く。 家に帰っても誰もいないのは3年ぶり。ごはんを食べる時間も、家に帰る時間も自分次第で、自由といえば自由だけど、寂しい。あと、赤ちゃんに声を忘れられないか、すこし心配。 2ヶ月半の間の最大ミッションは、大掃除そして赤ちゃんの寝床の確保。これを機に模様替えしようかなと思ったり。そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎそう。 自分の時

          家族日記 #4 | 里帰り

          最近反省したこと

          最近すこし反省したことがあるので、今回は短めにそのことを書いてみようと思います。それは、前回のnoteにまつわる話(もしまだ読んでなかったら、ぜひよんでほしい!)。 前回のnoteはこちら↓ しゅうへいがついに会社を設立した直後のメモリアルなnote。気合いを入れて書くぞー!3人で息巻いていました。いや、正確にはしゅうへいとちかは、落ち着いていたかもしれませんが、なぜかぼくは必要以上に肩に力が入りまくっていました。 いつもは各自で記事を書いて投稿していますが、今回はとく

          最近反省したこと

          「自分には関係ない」をじわじわ減らすための地域の場づくり

          8月にスタートさせる予定のデイサービス。 予定している物件は、総社市の中心部にある総社宮の目と鼻の先にあります。商店街にも程近く、県外からもお客さんが訪れるパン屋さんや、古民家を活用した飲食店など素敵な店舗が並びます。 最近では近隣に移住してくる事業者も多いらしく、空き物件は次々と埋まってきているそう。そんな人口が増えつつある総社市で "デイサービスっぽくない" デイサービスを開きます。 デイサービスっぽくないとは 自分たちでつくるデイサービスで大切にしたいことは「デ

          「自分には関係ない」をじわじわ減らすための地域の場づくり

          デイサービスをオープンする8ヶ月前に話した10年後の未来像

          2024年になりました。 いよいよ今年の8月にはデイサービスをオープンします。 2月には会社を設立し、4月からは改修工事の着工開始とめまぐるしい一年になりそうです。 そんな中で、この間3人で話しているときにふと「10年後、どうなっていると思う?」という話をしました。 きっと数ヶ月後には、やることに追われて目の前のことで一杯一杯になっているので、今のうちに少し先の未来について考えたことを残しておきます。 10年後、どうなっていると思う? これからしゅうへいとちかの2人

          デイサービスをオープンする8ヶ月前に話した10年後の未来像

          家族日記 #3 | 手

          2023年12月19日。 前回の日記からしばらく期間が空いたけれど、赤ちゃんはすくすくと大きくなっていて、なるみのつわりもすっかりおさまった。なんでも食べられるようになって、いまはお弁当のオムライスを作っている。 グレープフルーツに助けられていた時期が懐かしい。 検診に行くのもずいぶんと慣れてきて、何度目になるか忘れてしまった。ついこの間の検診は助産師さんがゆっくりと時間をとってくれて、心配ごとを聞いてくれたり、今までで一番長くエコーの映像を見せてもらった。 お腹のな

          家族日記 #3 | 手

          場づくりに伴うチームの"もやり感"は、どう生まれてどう解消されるのか

          チームで場をつくるとき、コミュニケーションのエラーや不足によって"モヤっとした思い"が各個人の中に溜まることがあります。 その"もやり"には、「売上が伸びない」「来店数が少ない」のようにわかりやすいものもあれば、「あの人にもっとこうしてほしい」「なんとなくぎくしゃくしている」など、言語化・数字化しずらいものも。 そこで今回は、ぼく自身の実体験をもとにして、場づくりに伴うチーム内のもやり感がどうやって生まれてどう解消されていくのかについて書いていきます。きっと、デイサービス

          場づくりに伴うチームの"もやり感"は、どう生まれてどう解消されるのか

          解決したいデイサービスの課題について

          前回のnoteで、しゅうへいが書いていたようにぼくたちは今、3つの壁にぶつかっています。 1つ目がお金、2つ目が人、3つ目が制度の話。どれも、なかなか一筋縄ではいかない壁です。 今は、その壁を越えるための準備期間。外部の人にも僕たちがやること、その背景や目的がきちんと伝わるように、改めて三人がなにをやりたいと思っているのかについて話し合っています。 今回のnoteでは、そのことについて書いていきます。 僕たちがやりたいことを簡単に言うと すごくざっくりとですが、僕たち

          解決したいデイサービスの課題について

          チームのみんなで場をつくる

          11月4日、ぼくたち3人は開業を考えている岡山県総社市に集まりました。 3人で総社市に集まるのは9月ぶりです。今回は、その時とは違ってぼくたちだけではありません。 設計 / 施工をお願いする建築士の藤野さん、Webデザインなどをお願いする予定のデザイナーの内田さん、ずっと親身に応援していただいている大家さんの内田さん、そして、ぼくが所属するNINI inc.からコンセプト/空間デザインを担当している西濱萌根・愛乃さん姉妹。 今回のnoteでは、いまぼくたちが誰とどんなこ

          チームのみんなで場をつくる