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【内定者が働く社員に聞いてみた!Vol.2】~できない言い訳を考えるのではなく、どうやったらできるかを考える~

こんにちは!
来年の春に入社をする私が、社員インタビューを通してオイシックス・ラ・大地の働く人々を伝えるこの企画。
第2回目は、髙崎卓郎さんにインタビューをしてきました!

髙崎さんは、BtoBサブスク事業本部で保育施設向け食材提供サービス業務を行っています。BtoBの新規事業において活躍される髙崎さんは、どんな人物なのでしょうか。仕事内容や仕事のモチベーションを聞いてみました。

髙崎卓郎さん
BtoBサブスク事業本部 施設食材流通事業部 マーケティングセクション マネージャー
食べることが好きで、おいしい食材を扱っている会社で働きたいと思い、(旧)らでぃっしゅぼーやに入社。BtoC領域の事業にて、小規模拠点の立ち上げや運営・営業管理の仕事を経て、BtoB領域の担当に。
現在は保育園事業のマーケティングで活躍中。


食べるための献立もそのための食材も全部お届け

和田:髙﨑さんのお仕事を教えてください!

髙崎さん:
まず、僕が関わっている事業はというと、保育園に向けた事業です。オイシックス・ラ・大地は、直接食べる人たちのご家庭に届けるBtoCのサービスが多いじゃないですか。でも、僕らはBtoBで保育園に向けて食材を卸しています。7年前ぐらいに(旧)らでぃっしゅぼーやで保育園の給食に使うための食材を卸し始めたのがスタートです。
でも、保育園に食材を卸している会社さんはたくさんあるんですよね。なので、僕たちは給食用の献立をオリジナルで作ってプレゼントすることにしたんです。つまり、食べるための献立もそのための食材も全部お届けする。これが今、僕たちがやっているメインの事業です。
だいたい700施設ぐらいの保育園に届けているうち、僕らの献立を使ってる保育園は400施設くらいかな。

和田:すごいですね!

髙崎さん:700か所以上でOisixの食材が給食に使われているってすごいですよね!

和田:全国の保育園ですか?それとも東京近辺が多いんですか?

髙崎さん:一都三県が多いです。750施設中、600施設くらいは一都三県ですね。
和田:私の家の近くの保育園も利用しているのかもしれないです!

髙崎さん:
そのエリアは届けていますよ。
このサービスは、会社の中ではまだまだ小さい事業なので、伸ばしていっているという点で新規事業だと思います。

食べることをとにかく好きになるような体験をいっぱいしてほしい

髙﨑さん:
その事業で僕がやっていることは、2つあって、
1つ目は、業務用ミールキットの開発です。保育園のレシピと献立だけじゃなくて、給食をキットとして届けちゃうということをしています。まさに0→1のサービス作りですね。
ご飯を作ることに忙しいと、先生たちは子どもと関わる時間が取れないんですよね。だから、保育園に食材と1品1品のレシピが入ったキットを渡し、現場の負担を軽減できる提案をしています。

和田:確かに、せっかく子どもたちがいる保育園で、子どもたちと関わる時間が減っちゃうのは悲しいですよね。

髙崎さん:
そうそう。心の余裕があると「ちょっと盛り付けを工夫してみよう」とか、「ちょっと子どもとかかわる時間を増やしてみよう」とか思ってもらえるかもしれないじゃないですか。なので、給食のミールキットをお届けすることで、調理の負担を軽減したいんですよ。

和田:食材を細かく切った状態のものをお届けしているのもその為なんですね!

髙﨑さん:
そうです!
僕がやっていることの2つ目は、食育企画の提供です。食育に適した食材、例えば葉っぱがついてる人参とか、茎ごとのトウモロコシとか。スーパーではなかなか見かけることのない状態の食材を使って、保育園で新しい食の体験をしてもらえるような企画を作って渡しています。 

和田:
そうなんですね!私は小学校の教育実習に行った時、給食の時間に食育の指導をさせてもらったことがあるんですけど、保育園に通う年から食ベ物と向き合う経験ができるのはすごく貴重だと思います!幼い頃からの食体験の積み重ねが、小学生になったときの食への関心に繋がってきますよね。

髙崎さん:
僕らがやっている食育のビッグテーマは「子どもたちが食べることをもっと好きになる」なんですよ。保育園児ですから、食べ物に感謝するとかは難しいと思うので、食べる事を好きになるような体験をいっぱいしてほしい、と思っています。
その中で、今年のコアテーマにしているのは「つくる人とつながる」です。食べ物がどんな風に生産者によって作られているのか、知る機会ってなかなかないですよね。なので、僕たちが生産者さんのところに取材へ行って、写真の紙芝居を作り、保育園に配布する、そんなことをしています。
つくる人がいてその人が僕らのごはんを作ってくれる。そこにスポットライトを当てるようなコンテンツ作りをしてますね。

和田:
つくり手を知るということ、大切な学びですよね。

髙﨑さん:
実際に、食育体験後に保育園にアンケートを取っているのですが、
りんご農家さんの紙芝居をお届けした時、「給食の時間に子どもたちの間でりんごっていう言葉が出てきましたか」や、「りんご農家の〇〇さんの名前が出てきましたか」という質問を行うと、だいたい40~50%の保育園が会話に出てきたと回答するんです。
食べる時に紙芝居を思い出してくれたんだなと思うと嬉しくなります。会話がある給食の時間は子どもたちにとって楽しい時間だと思うんです。そういう会話のきっかけ、楽しい時間のきっかけになるものを「つくる人とつながる」を通して、保育園にお渡ししていけたらいいなと思っています。


まずやってみようというカルチャーがある

和田:
以前、他のインタビューで「オイシックス・ラ・大地はベンチャーの集合体である」とお話しされていましたが、それはどのような場面で感じますか?
 
髙崎さん:
オイシックス・ラ・大地は Oisix と らでぃっしゅぼーや と 大地を守る会 が統合した会社なのですが、その3ブランドに加えて、ヴィ―ガンのミールキットを展開するパープルキャロットのような新しい事業がどんどん増えているんですよ。社内から見ていても、乱立しているなぁと思うくらい。その一つ一つにスピードの速さとか、フットワークの軽さ、やりたいと思ったことを工夫すればやれる土壌がある。そんな事業がたくさん集まっているオイシックス・ラ・大地は「ベンチャー企業の集合体」だと思いますね。

あと、少し違う話なのですが、僕は、保育園事業とは別にORDスポーツプロジェクトのリーダーもやってます。このプロジェクトは、宏平さん(社長)が連盟の理事長をやっている車いすラグビーをはじめ、ゴールボール、フェンシングの協会とも連携をして、選手たちに食材を支援する、CSR活動に近いことをしているのですが、ここで今年から新たに「スポーツを通じてどこかの部署のKPI達成をフォローできないか?!」ということにチャレンジしようと話しています。そのために最近は、日々色んな会社やスポーツ団体とディスカッションを行っているんです。この会社ってまずやってみようというカルチャーがあるんですよね。そんなところにも「ベンチャー企業の集合体」らしさを感じます。

できない言い訳を考えるのではなく、どうやったらできるかを考える

和田:お仕事する上で大切にされている言葉はありますか?

髙崎さん:
たくさんあるんですけど2つに絞るなら、1つは、 (旧)らでぃっしゅぼーや の行動規範にあった「できない言い訳を考えるのではなくどうやったらできるかを考える」ですね。これは、入社当時にすごく意識していたことです。何かをやろうと思った時にできない理由っていっぱい思いつくんですよね、でも、それは一旦置いといて、どうやったらできるかを考えてみよう、という言葉です。
宏平さんはよく、「100億円行ったら次は300億だ」、「1000億行ったら次は3000億だ」と3倍の目標を掲げるのですが、それってそのまま聞いたら「無茶だよ!」って思っちゃうこともあると思うんですよ。
でも、できない言い訳を考える前に、まず3000億行くためにはどうやったらいいかをフラットに考えてみるんです。すると、既存の積み上げだけじゃいけない、新しい何かを始める必要があるよねということがすぐに分かるんですよ。そして、新しいことを考えるためにはどうやったらできるかを考えなきゃいけないよね、って。

和田:そこの時点で、目の前のやるべき事をどうやったらできるかに思考が向いているんですね。

髙崎さん:
そうそう。できるできないで考えるんじゃなくて、どうやったらできるのかを考えていくと、今やるべき事・できる事が見えてくるんです。だからこの言葉を意識して仕事をしています。

もう一つ大切にしているのは「筋を通す」という言葉。これは、自分が納得して動くためです。どうして自分がやるのか、これは本当に必要なことなのかを見極めるためにも、「筋を通す」っていうのは意識しています。

和田:
私も「自分が納得しないと動かないよね」って母によく注意されるんです。もちろん納得できなくてもやらなきゃいけないことってあるとは思うんですけど、自分が納得できるように工夫することで、積極的に物事に取り組めて自分も楽になるのかなと思いました。


結果を出すための道筋が見つかった時

和田:お仕事をしていてやりがいを感じる場面はありますか。

髙崎さん:
お客さんから感謝されたときですね。子どもたちから手書きの手紙を貰った時は超嬉しいですよ。
他に、結果が出たときにもやりがいを感じます。ビジネスって結果が全てだと思っているので、普段から、とにかく結果を出さないと、って自分に言い聞かせてます。結果が出るとやってきて良かったって思えますね。
そう考えると、結果を出すための道筋が見つかった時にもやりがいを感じていますね。「よし、あとはやるだけだ!」ってドーパミンが出てます(笑)

和田:
さすがです!結果が出たことによるやりがいが原動力になり、次の結果に繋がっているんですね。

髙崎さん:
そうですね。僕は飽きっぽいので、次の目標がないとつまらないんですよ。安定した仕事とかになっちゃうと、バリューが出なかったり。

和田:
今の新規事業のお仕事がピッタリなんですね!


今回はBtoBの新規事業において活躍される髙崎卓郎さんにインタビューをさせていただきました。新しいことにどんどん挑戦する方だからこそ、今のお仕事で活躍されているんだなと思いました。私も「まずはどうやったらできるのかを考える」よう意識していきたいです!



この企画では、月に2回、内定者の私による社員インタビューをお届けします。
次回の投稿をお待ちいただけると嬉しいです!


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