チャンスに照れるな
箭内道彦さん(クリエイティブディレクター)って知っているだろうか?
あまりピンとこない?
じゃあ「NO MUSIC, NO LIFE.」。このコピーならどうだ。これを作ったのが箭内さん。
箭内さんの言葉で凄く好きなのがこれ。
「チャンスに照れるな」
チャンスが巡ってきたら掴むのが礼儀。だから照れずに挑んでみる。この姿勢はとても大切だと思うのだ。
チャンスに照れちゃう人って成功体験が少なかったり自己肯定感が低い人に多い気がする。かく言う俺もそうだった。
「あ、チャンスに照れちゃってる」と感じたのはオンラインゲームをしていた時だった。
そのゲームはネット上で戦うやつで始めた当初は下手すぎていつもボロ雑巾のようにコテンパンにされていた。しかしプレイを続けるうちに上達していき、ポツポツと1番をとれるレベルになった。
その時に感じたのは「嬉しい!」ではなくて「俺が1番とっていいのかな」という不安。居心地の悪さだった。
連続して1位をとったりすると申し訳なくなってしまい手加減してプレイしてわざと順位を落とした。
それが先の言葉に出会って考えを改めた。
「自分は精一杯やってみるしかできなくて、評価は他の誰かがするもんだ。だから別に照れる必要なんてない。」
こう考えられるようになったら気持ちがスーッとした。
それからは本当にできそうにないもの以外はチャンスに恵まれたら挑戦するようにしている。チャンスに照れないでやってみるって自分を成長させるチャンスだからね。自分に自信を持てるようになるからね。
新年度になって生活環境が変わる人は多いと思う。
・クラスの委員長に抜擢された。
・大きいプロジェクトのリーダーを任された。
・好きな子ができた(恋しちゃった)。
そのどれもがチャンスだ。せっかく巡ってきたのならまずは精一杯やってみようぜ。任された役目には精一杯頑張って答えたらいいし、せっかく恋をしたなら鼻から諦めちゃダメだ。
チャンス、掴んで行きましょうぜ。
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