政治家の裏金問題に潜む教育の大罪

幼少の頃、リクルート汚職事件のニュースが流れに流れていたときに、「お食事券」はめっちゃ悪いものなのだというかなり間違った学びを得た小島です。

さて、時は流れて今は令和5年12月19日。
巷では政治家の裏金問題が大きく取り沙汰されており、リクルート汚職事件以来の大事件だと大騒ぎ。
世間全体がここぞとばかりに総攻撃しているわけです。

大大大前提として、裏金自体は悪いことです。
ということで、以下、持論です。

そんなこと、ちょっと政治について勉強したら分かったことでしょ?
こんなんなるまで気づかなかったのは、勉強してないみなさんに責任はないですか?
もっというと、勉強しない大人をせっせと量産する学校のせいではないですか?となるわけです。

とあるデータによると、社会人の勉強の平均時間は8分なのだそうです。
ワールドカップのサッカーの日本戦のアディショナルタイムは7分でもかなり長く感じたのでそれに比べるとたしかに1分長いんだけど。
しかもこれ、1週間に8分というお話です。

さらにさらに深堀りすると、内訳は
123分勉強する4%の大人と
0分勉強する96%なのだそうです。

96%の大人は勉強をしていない。

そんな大人たちから勉強しろと言われる子どもたち。

確かな学力の大義名分を振りかざし、

授業時数確保
補習の強制
模試の強制
家庭学習の強制

と叫び、
いわゆる試験の点数を上げて見た目の成果を追い求めてきた学校教育。

作り出されたのは政治家の裏金にも気付けない、
勉強しない勉強嫌いの大人の大量生産。

人間は進化の中で学ぶこと武器にしてここまで発展してきたはずです。
DNAの中には学びたいという遺伝子が組み込まれているはずです。

その本能をも凌駕する勉強嫌いをつくる学校教育は、もはや大罪だと思うのです。

今回のことで襟元を正すのは我々教育者ではないかと、大反省をしている小島でした。

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