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宵越しの宿題は持たない

宵越しの宿題は持たないという、同僚のIさん。帰りの電車を途中下車して、途中で着信のあった電話をかけ直したが、投げ返すどころかお土産までもらった。

仕入先のOさんとの話が昼間からずうっと続いていたそうです。のれんに腕押し、向こうの一方的な問いかけはあるが、こちらからの問いには明確に応えない。いいかげんにしろと放り出したい気分のまま、帰りの電車に乗った。

電話すると、メールをしたからよろしくといわれたらしい。そんなことなら電話してくるなよなあ、と思いつつも、どんなこと?と問い返す。あいかわらず、ねちねちと長く、要領をえない。要はここがポイントですね?と確認して電話を切った。

それからのIさん、駅のホームで得意先に電話をし、社内の確認をすませてOさんに電話をいれた。が、出ない。ええい、投げ返せと簡単にメールを書いて送った。これで、やっと終わり。

30分以上もホームにいた。次の電車に乗り、最寄り駅についてスマホを見るとOさんからの返信。見るのも嫌になった。そのままにして放っておいた。

Oさんもまた、宵越しは嫌いみたいです。この勝負、Iさんの根負け?