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ゴモジンというボドゲが超面白い

JELLY JELLY GAMESから発売されている『ゴモジン』というボードゲームがかなり面白い。
ルールはシンプルでお題の単語を漢字2字+カタカナ3文字で表現して、回答者に正しいお題を当ててもらうというゲームだ。
例えば、お題”ライオン”なら”百獣キング”というような形だ。
5文字の作成者は、書き終わった順に「何番に発表するか」を選べる。自信があるなら1番を選ぶし、難しいお題ですぐに正解が出そうになければ、前の人をヒントと扱わせるために2番や3番…と後ろの数字を選ぶ。
例えば、「仕事タイカ」のお題は何か?これは一人目のヒントで即回答出来た。「給料」だ。

魅力① ゲームバランスが良い

お題のワードも一般的かつ5文字で表現するには絶妙に難しい言葉が多く、非常に考えがいがある。お題の言葉を使用してはいけないという縛りが難易度をいい感じに上げてくれる。(例えば、お題が”学校”ならば”学”と”校”が入る熟語はNGとなる。)
漢字2字とカタカナ3字というのもバランスが良く、漢字2字は熟語が作れるのでやりようが有るのだが、カタカナ3字は難しい。
また何番に発表するかはとても重要だ。1番目だと伝わらないけれど、他の人のヒントと組み合わせると答えに辿り着けそうな回答の場合2~3番を取れると正答率が上がる。

魅力② 大喜利が苦手でも面白くなる

このゲームのジャンルはパーティーゲームだと思っているが、自由に言葉を作るという意味で大喜利ゲーの側面もある。ただ、大喜利が苦手でも面白くなるのが最大のポイントだ。謎の造語や、変わったアプローチ方法が自然と引き出せるため、本人にウケ狙いが無くても面白い。
アプローチ方法にも各個人の個性が出る。

例えば「塩分フクム」「七割アース」というヒントを貰った。答えは「海水」だ。とにかく、この「七割アース」というアプローチは素直に凄いと感じた。私もおそらく塩分からアプローチする。まさか地学的な割合をヒントにするなんて思いつかなかった。


ゲーム性が分かりやすく、遊ぶ人によって何度でも違うヒントが作り出され、いつまでも飽きる事なく楽しめるボドゲだと感じる。

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