私はアニメ塗りと呼ばれる塗り方が大好きで、昔からずっとこの塗り方だ。遠目に見るとまるで無いアニメのスクリーンショットのような見栄えに出来て、オリジナル作品のアニメ化のような気分になれる。

ざっくりとした流れは上のイラストの通りだ。アニメ塗りのポイントはとにかく①線を細く綺麗に描く②アニメの配色を真似するの2点に尽きる。

作業環境

まず前提の作業環境は以下の通り
PC：mouse DIVE4N
ソフト：CLIP STUODIO PAINT EX
液タブ：wacom Cintiq16

線を細く綺麗に描く

厚塗りや水彩塗りは線画の強弱をつけて、下書き時点で見栄えをさせるが、アニメ塗りは出来るだけ強弱をつけず、細い線で線画を完成させる。
ただし鬼滅のようにあえて主線を太くする作品が好きならばそれを真似すれば良い。(難易度が高いので一般的なおすすめとして細い線を伝えている)
■使用ペン
下書き用ペン：アニメーター専用リアル風鉛筆
線画：アニメ塗り用Gペン

アニメの配色を真似する

線画が完了したら次はいよいよ着色だ。アニメっぽく見せる塗りをするためには、ベンチマークとなるアニメを見つけて研究するしかない。自分が好きなアニメ、憧れる画風のものを画像保存し、クリスタで肌と影の色をスポイトする。本物のアニメではどのような肌・影のバランス（明度や彩度の差）で表現されているかもストックしておくと良い。
最初は濃淡がハッキリしたアニメ作品の色味を真似するのがおススメだ。

最後はお好みに加工すれば完成する。初めて書く人は、一度グロー効果という技法を使ってみると、お手軽に見栄えさせられる。※グロー効果で検索すると方法が出てくる。

ぜひ推しのアニメを描こう！