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プロアスリートも大学に行くことをおすすめします


アスリートはが資本。


プロはその道を極めた人の集まりです。



そんな体を資本としているアスリートですが、
大学には行ってほしいと思っています。


その理由は、
選択肢が格段に広がるからです。


なぜ大学にいくだけで
選択肢が格段に広がるのかを書いていきます。





僕の自己紹介です。

名前:岡田明久
生年月日:1994年9月28日
サッカー歴:鹿島アントラーズJYノルテ→鹿島アントラーズユース→水戸ホーリーホック→鈴鹿アンリミテッド→引退→品川CCで現役復帰
職歴:鈴鹿アンリミテッドチームフロントスタッフ→株式会社ホリプロ


プロサッカー選手をやめて
サラリーマンしている人と思ってください。



僕は高卒でプロサッカー選手になり、
そのタイミングで早稲田大学人間科学部eスクールに入学しました。


通信大学です。


そのことについては今までのnoteで書いているので
ぜひ見てみてくれるとありがたいです。





1、就職の幅


大学に行くと、自分の仕事の選択肢が多くなります。

その理由の大きな要因を占めるのが
就職の幅です。



逆に言うと、大学に行かないとなれない職業や、
大卒資格が絶対条件の求人が数多くあります。



特に後者は、多いです。


アスリートは現役中しかメディアでは
取り上げらることがないため、わからないことが多いですが、
ほとんどの選手は引退後に一般企業に就職しています。





プロアスリートの中でも
日本を代表するような選手は
引退後も解説者等で幅広い活動ができます。


ただ、1流にはなれなかった
大多数のアスリートが引退後に困る現実。


僕もそのひとりでした。



しかし、僕はこの大卒という資格があることによって
現在も勤めている株式会社ホリプロに入ることができました。







もともと僕も、プロになる前は、
引退したら指導者になりたいと考えていました。



ただ、年齢を重ね、経験していく中で、
考えにも変化がでてきました。




これは僕だけでなく、
多くの人が当てはまることだと思います。



生きていく中で考えが変わるのは
当たり前のこと。





引退後の考え方の変化に対応できるようにしておくことは
将来を考えたときに重要なことのひとつです。





2、引退するときに気を付けた方がよいこと


では、大学に行ったとします。

そして、大学に行ったから選択肢が広がったと思い、
35歳まで現役を続けていたとします。



こうなると、
選択肢はそこまで広がっていません。






大卒資格と同じくらい大事なのが、
年齢です。



20代で転職をするのと、
30代で転職をするのでは、
かなりの差が生まれます。


30代で新たな世界へ飛び込むのは
かなりハードです。


ただ、20代だと未経験な業界にも
挑戦できるケースがかなり多いです。




特に20代前半は替えがききます。



しかし、ここで重要なのが、
大卒か否かです。


新卒採用などでも
大卒以上が条件の企業は多いです。



大卒資格の持っている、20代前半であれば、
まだまだこれから挑戦できる幅はたくさんあるので、
そこに当てはまるアスリートは焦らず、
競技に取り組んでほしいと思います。



また、今回の話はあくまで幅が広くなる
という点で話していますので、
そこに当てはまらない人でも就職ができないわけではありません。


なので、そこは安心してください。





3、迷っていたら大学進学



なくなってきたとは言われていますが、
学歴というのもまだまだ大事です。



それは周りを見ていてすごく感じます。



そういった意味では、
この早稲田大学人間科学部eスクールというのは
本当に素晴らしい制度だと思います。


Jリーグのチームに加入できた選手は、
入学すること自体は難しくありません。


他の競技の内情はわからないですが、
サッカーに関しては、このような制度があるので、
ぜひ利用してほしいです。


使えるものは使うべきです。


高卒選手には特におすすめします。






4、最後に



学生時代にその競技に打ち込んできた人が
プロのアスリートになれます。


つまり、それ以外の世界を知らず
プロアスリートになってしまう人がほとんどです。



だから、高校卒業をしたタイミングでプロなると
その競技を極め続けるということしか考えられないため、
大学進学といった選択をとることが難しい。



そこに関しては、
周りの人が強く言ってあげることが必要です。


実際僕も周りの人に言われたから始めました。


この発信もそんな人に見てもらえたらいいなと思って書いています。






アスリートは必ず辞めるときが来ます。


辞めた後のことを、
アスリートになった最初のタイミングで
決めることはほぼ無理だし、
常識が変わっていくこの社会で、
初めから決め打ちするのはナンセンスです。



だからこそ、
引退後にいろいろな選択肢を持てるような
準備をしておくことが重要です。


それの代表例が大卒資格ということです。



ぜひ、高卒でプロアスリートになろうとしている方は
大学進学を検討してみてください。




岡田明久







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