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何を教えてきたのだろうか

昨日は、研究発表会に出席してきました。

講演会の中でRADWIMPSの『正解』という楽曲を紹介してもらいました

18歳の人たちの思いをRADWIMPSが歌詞にして作った曲ということで、サビのところがすごくグサッと刺さるフレーズでした。

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない

これが18歳の人たちが感じていること

サビが毎回

答えがある問いばかりを教わってきたよ

で始まるこの曲に教師として

すっごく考えさせられました。

今、わたしが愛読している《きのくに子どもの村》堀 真一郎さんの本にも書かれていたこととリンクして、さらにグッと刺さるものが大きかった。

それは公式について触れていた

なぜ四辺形は「たて×よこ」で、平行四辺形は「底辺×高さ」なのか。なぜ三角形は二つでわるのか。そんなことは忘れられている。ただ公式を暗記して、計算に精を出す。子どもたちは、公式の暗記と数の操作はできても、数学的に考えることは少ない。あるいはほとんどない。しかし、大切なのは公式ではない。なぜその公式になるかが、わかることだ。たとえ公式を忘れても、その公式を導きだせることだ。

ふつうの学校の子どもたちが強いられているのは、それ自体が目的となってしまった計算である。しかし、きのくにでは、計算は道具である。自分たちの生活をゆたかにするような仕事を遂行するために、計算の知識を使うのだ。

学校を卒業して自分の人生を生きていくと

様々なことと出会ってきた

初めてのバイト

初めての就職

学校で教わることと世の中は違っていた

良好な人間関係の作り方

人を敬う関わり方

どんな価値観をも受け入れれる捉え方

社会に出れば、人としてのあり方が求められる

でもみんな知らないから

人間関係に悩む

人間関係でトラブルが起きる

人を嫌いになって

人を憎んで

愚痴を言う人たちがあふれた

和多志の塾の代表でもある

友人の西川友香さんの言葉が思い浮かんだ

今、世界で起きている社会問題は、わたしたち一人一人が創り出したものだ。だから、一人一人が変われば社会問題もなくなり平和な世の中をつくれる。

一人一人が変わる

わたしは、なんにも知らなかった一人です

大人の言う【正しい】という考え方で生きていたら、たくさん失敗しました。

たくさん辛い思いもしました

でも、それは、"大人が悪い"で終わる話でもない

大人になったわたしも同じ道を辿っているから

誰かを悪者にして解決する方法ではなくて

誰も悪くない方法で

世界を変える方法こそが

一人一人が変わること

なんだと思う。

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