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【ゲーム制作】農業ってゲームっぽくない?【企画】

農業ってゲームに落とし込めそうだな。病害虫や災害を切り抜けて、生き抜いて収穫する作物はさながらクリア報酬のよう。思い立ったが吉日、早速企画と仕様を練っていこうじゃないか!

自己紹介

 初めまして岡田です。
ゲームデザイナーを志す文系大学1年生です。現在は幼馴染の北島と2人でゲーム制作をしております。しがない村人Bですがスタッフロールに載ることを夢見て精進してまいりますので、どうか生温かい目で見守りくださいませ。

農業のゲーム性

ゲーム性とは

 農業のゲーム性を語る前に、「ゲーム性」というぼんやりとした言葉の定義はなんでしょうか。『大乱闘スマッシュブラザーズ』『星のカービィ』のディレクターである桜井政博さんは「ゲーム性」をこのように定義しています。

ゲームの面白さを表した言葉ですがその意味は曖昧でした。これを私は「かけひき」と「リスクとリターン」である、と定義します。

上記の動画を見ていただければ詳しく理解できると思います。神動画です。

 「かけひき」と「リスクとリターン」か。ふむふむ。今までプレイしてきたゲームを振り返ってみても、思い出に残っている部分は大きなかけひきがあったように感じます。桃鉄で目的地に近づくために貧乏神を連れていく,スプラトゥーンで敵をキルするために敵陣地に潜伏する,etc. それを踏まえた上で農業に落とし込んでみましょう。れっつらごー

農業からゲーム性を抽出

 まず農業の何をゲームに落とし込むかを考えてみましょう。「かけひき」「リスクとリターン」に該当するものがあるか考えてみます。農薬、肥料あたりはどうでしょうか。

  • 農薬
    リスク
    ・農薬に含まれる毒性が残留して蓄積され、健康被害につながる

    リターン
    ・病害虫の被害から保護する
    ・品質を確保する

  • 肥料
    リスク
    ・化学肥料を使用すると、作物が軟弱になる
    ・微生物がいなくなり、土が保湿力、保肥力を失う。

    リターン
    ・栄養を得る

軽く調べてみるとゲームに落とし込めそうなものはやはり農薬や肥料!私のあっさ〜い知識から絞り出した情報ですので、ぜひ皆さん自身でも調べてみてください。

次にどうゲームに落とし込むかを考えていきましょう。企画、仕様を考えるのは初めてですので試行錯誤していく所存です。拙い部分もあると思いますが、悪しからず。

まず私が目をつけたのは「毒性」。農薬、肥料のリスクを全て、「毒性」でまとめることにします。毒性を含むことは言わずもがなリスクです。では、毒性と引き換えに得ることができるリターンは何でしょう?「栄養」ですかね。毒性と引き換えに栄養を得る。これが農薬と肥料から抽出した「ゲーム性」です。ゲームっぽく言い換えると、

PP(ポイズンポイント)と引き換えに、NP(ニュートリエントポイント)を得ること

ができる。ニュートリエントは栄養素を意味します。こんなんでどうでしょう。

次回はこのゲーム性を深めていく段階です。

【企画2】へ続きます。岡田でした。

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